海のはじまりもついに最終回を迎えてしまいました。
視聴後には色々考えせられたドラマでした。
最終話の予告で気になっていた弥生のセリフがカットされていたので気になっている方も多かったと思います。
一体なぜ弥生のセリフがカットされたのでしょうか?考えてみました。
海のはじまりBlu-rayBOX予約中!楽天ブックスなら10%OFF!
【海のはじまり最終話】予告と違う弥生のセリフ
予告では弥生の声だけのセリフが入っていましたね。
現在の心情を表しているようなセリフでした。
予告はTverで見れますので気になる人は確認してみてくださいね。
予告で弥生は「夏君のことが好きだった」
と言っているんです。
普段弥生は夏のことを「月岡くん」と呼んでいて一度も「夏君」と呼んだことはありません。
弥生が夏君と呼び話をするのは海しか考えられないのできっと海に電話で話しているシーンのものだったのでは?と思います。
予告では「忘れようとしたらもっと寂しくなった」
と弥生は続けています。
11話の終わりで海が夏の家から実家に戻ってしまったのは「夏が水季をもういない」といい忘れさせる方向に海の気持ちを向かわせようとしたからでした。
12話では居なくなった人をどう思い、どう過ごしていくかという裏テーマがあったように思います。
想像ですがこのシーンでは弥生に海が「弥生ちゃんは夏君のこと嫌いになったの?」と問いかけた答えだったのではないでしょうか?
何故予告の弥生のセリフはカットになったのか?
これ、最終話を見るとカットでじゃ無かったことがわかります。
本編では海から弥生に電話がかかってきます。
ここで電話に「南雲」と名前が表示されて電話に出る弥生がめっちゃ緊張しているのが「そうだよね〜。朱音さん怖いもんね〜」と思えてちょっと笑ってしまいました。
でも海からの電話で一気に力が抜ける弥生。
電話の内容は全く本編には出てきません。
その後弥生が夏に「(海からの)伝言」として電話をかけるシーンがあります。
そこで弥生は夏に予告と同じセリフを言っているんですね。
「夏君のことが好きだった」
はなんと海が弥生に電話で言ったセリフを「伝言」として伝えた言葉だったんです。
「頑張って忘れようとしたらもっと寂しくなった」と。
これは夏のことではなく自分の過去の辛い体験のことでした。
わたしは「夏くんが好きだった」は海の言葉の伝言で「頑張って〜」は夏に言った言葉で。
弥生の電話の中での言葉を編集で繋げたものでした。
編集で思わせぶりに繋げて予告を見た人が「あれ?弥生ちゃん復縁?」と思わせるフェイクだったのでしょう。
(穿った見方でスミマセン)
予告は音声だけだったので簡単に編集ができたんじゃないかな?
これ気になる方はシナリオブックを読むことをお勧めします。
ここってこんなセリフなかったよね?とかドラマではカットしたんだとか発見があって面白いですよ。
海のはじりオリジナルシナリオブック下巻ただいま予約受付中!
弥生と夏の復縁はある?
予告でまんまと弥生と夏の復縁を期待した自分でしたが、二人の復縁はあるのでしょうか?
最終話では海の相談に乗り、そしてお留守番の遊び相手として夏の家に行き、帰りは送ってもらい…。
以前と同じように接している二人に少しだけ付き合ってるみたいじゃんなどと思ってしまいました。
でも決定的に違ったことに気づいてしまったんですよね。
夏が弥生を車道側にしたまま並んで歩いていたんです。
付き合っているときは車道側から歩道側に誘導してあげていたのに。
あ〜、無意識だったとしてもしっかり区別がついているのかな?と。
それと夏の「楽しかった」の過去形のセリフ。
まあ、過去形にするしかないんだけど、やっぱり過去形は寂しかった…。
弥生も一人を満喫しているようだし、しばらくは海の子育て応援チームとして夏と関わっていきそうですね。
海は何かある毎に弥生に電話をしてきそうですしね。
夏も弥生も成長したし、この後ももっと成長していくだろうし数年後、復縁があるといいなと思っています。
スペシャルドラマや映画化はある?
視聴率は爆発とはいきませんでしたが、話題性、配信の視聴回数はダントツでしたのでスペシャルはあるのかな?と思っています。
原作はないし、この先海の成長に合わせてシーズン2もありえるかも。
脚本の生方さん次第でしょうね。
今回は父親になるまでの夏と周りの人々を描いた物語でしたけど、これからシングルファーザーとして生活していくのは凄く大変だと思うんですよね。そういうドタバタも見てみたいな〜
津野や弥生の新しい出会いとか幸せも見てみたいですしね。
まだ弥生の産婦人科のノートの伏線回収がされていないし、その辺もきちんと描いて欲しいところです。
まとめ
海のはじまりの最終話の予告と本編での弥生おセリフが違っていましたね。
予告を見た時には弥生と夏との復縁があると期待してしまいましたが、予告の編集のうまさに勘違いさせられてしまいました。
予告は弥生の電話での別々のセリフを繋げたものでした。
予告と本編が違うというのはよくあることですが、みんなが弥生のセリフが無かったことに気づいていることからやっぱり予告のセリフは気になったのでしょうね。
夏も弥生もとても穏やかな表情で。
色々悲しい出来事もありましたが、みんなが未来に向けて歩き出した、というラストになりました。
できればスペシャル版でその後夏、弥生、津野、海がどうなっているのか見てみたいですね。
DOFで配信されているスピンオフ「親子は道半ば」は夏の先輩藤井(中島歩)と娘の物語。おしゃまで天邪鬼な娘に翻弄されるパパ藤井さんがとっても可愛いですよ。