1話の事件は結局超常現象ではなくて人の手によるもの、という結末でした。
シャドーマンがネタになった回でしたが、吹きかけると防犯カメラに映らなくなるようなスプレーって本当にあるのでしょうか?
気になったので調べてみました。
【全領域異常解決室1話】モザイクスプレーは実際にある?
全領域異常解決室1話ではシャドーマンが取り上げられました。結局はシャドーマンに見せかけるためにレインポンチョを着た人物にモザイクスプレーなるものを吹きかけてカメラに映らないようにした、というのが結末でした。
実際に同じような効果を持つスプレーはあるのでしょうか?
色々調べましたが、ドラマのように吹きかけると人が黒い影になって防犯カメラに映らなくなるようなスプレーはありませんでした。
冷静に考えればそんなものがあれば犯罪に利用されて未解決になる事件が多発してしまいますよね。
あるはずありません。
2005年にそんなスプレーがイギリスで開発販売されたと記事になっていましたが、現在は検索しても出てこないので販売停止になったのだと思われます。
参考サイトhttps://response.jp/article/2005/06/20/71714.html
記事によるとイギリスの警察がこのスプレーを使用した場合に罰金を課すことにしたと言うことなので物議を醸したのでしょうね。
日本で同じようなスプレーが販売されたら大騒ぎになるかもしれません。
似たような設定のスプレーが他のドラマでも使われていた!
2015年北川景子さん主演の「探偵の探偵」で北川さんが顔にスプレーを吹きかけてマンションに入り込むシーンがありました。
防犯カメラでは発光して顔の判別ができないという代物。
光の乱反射を利用して見えなくするものは作れるようですが、赤外線カメラには有効でも昼間の防犯カメラなどには普通に写ってしまいます。
非現実的なことを解決するドラマのトリックが非現実的って?
結局モザイクスプレーなどという商品はなく、シャドーマンも実在しなかったというお話になってしまいました。
実際ありえないかもしれないものが登場する話だからスプレーがなくてもいいのかもしれませんが、実際の事件のトリックに使うものは現実的であって欲しいなぁと言うのは贅沢なのでしょうか?
もしかしたら松宮が見ていた中には本物が混じっているのかもしれないということだけがオカルトチックで、結局女性3人はヒルコが犯行声明を出した「神隠し」の模倣犯。しか実在しないスプレーで「シャドーマンを作り出した」ということでしたね。
犯罪は現実の人間が作り出すもの。というお話でしたね。オカルトが足りない〜
トリックに実在しない物が使われているのってなんかスッキリしませんね。
まとめ
吹きかけるだけで人の姿が黒くぼやけたようになり防犯カメラに映らなくなる「モザイクスプレー」なるものは実在しませんでした。
あったら犯罪に利用されてしまうので無くて安心w
でも本当は秘密裏に作られてスパイ活動に使われているのかもしれません(妄想)