1話の事件は結局超常現象ではなくて人の手によるもの、という結末でした。
シャドーマンがネタになった回でしたが、吹きかけると防犯カメラに映らなくなるようなスプレーって本当になるのでしょうか?
気になったので調べてみました。
ゼンケツ1話シャドーマン偽装のモザイクスプレーは実際にる?
全領域異常解決室1話ではシャドーマンが取り上げられました。結局はシャドーマンに見せかけるためにレインポンチョを着た人物にモザイクスプレーなるものを吹きかけてカメラに映らなくした、というのが結末でした。
実際に同じような効果を持つスプレーはあるのでしょうか?
色々調べましたが、ドラマのように吹きかけると人が黒い影になって防犯カメラに映らなくなるようなスプレーはありませんでした。
冷静に考えればそんなものがあれば犯罪に利用されて未解決になる事件が多発してしまいますよね。
あるはずありません。
しかし白く発光してカメラに映らなくなるスプレーは存在しました。
プライバシーカードを写らなくするスプレー
プライバシーカードにそのスプレーを吹きかけるとデジカメで映しても白くなって見えない、というものです。
日本で発売されているものはプライバシーガードという商品。
赤外線にも有効となっています。
この他にはイギリスのフラッシュテック(Flashtec)社が開発したフラッシュテックという商品
光の反射する方向を変化させてカメラに撮影されると白く映ります。
このスプレーは大胆にも車のナンバー用と堂々と公表していました。
イギリスの警察はナンバーにこのスプレーを使用した場合に罰金を徴収すると発表しています。
実際に購入した人のレビュー
・フラッシュをたいて撮ると白くなって読み取れないが、昼は普通に写る
・ナンバーに使用したら車検に通らなかった
・全体が銀色になり何もしていないくても警察にとめられる
・70mlで10,000円前後で非常に高価
これはお金を無駄に使ってしまいそうですね。
似たようなスプレーの設定が他のドラマでも使われていた!
2015年北川景子さん主演の「探偵の探偵」で北川さんが顔にスプレーを吹きかけてマンションに入り込むシーンがありました。
防犯カメラでは発光して顔の判別ができませんでした。
実際には光の乱反射を利用して見えなくするものは作れるようですが、赤外線カメラには有効でも昼間の防犯カメラなどには普通に写ってしまいます。
非現実的なことを解決するドラマのトリックが非現実だったというオチ
結局モザイクスプレーなどという商品はなく、シャドーマンも実在しなかったというお話になってしまいました。
もしかしたら松宮が見ていたのは本物が混じっているのかもしれないということだけがオカルトチックで、結局女性3人はヒルコが犯行声明を出した「神隠し」の模倣犯で実在しないスプレーで「シャドーマンを作り出した」ということでしたね。
犯罪は現実の人間が作り出すもの。というお話でしたね。オカルトが足りない〜
トリックに実在しない物が使われているのってなんかスッキリしませんね。
まとめ
吹きかけるだけで人の姿が黒くぼやけたようになり防犯カメラに映らなくなる「モザイクスプレー」なるものは実在しませんでした。
あったら犯罪に利用されてしまうので無くて安心w
でも本当は秘密裏に作られてスパイ活動に使われているのかもしれません(妄想)