わたしの宝物、1話で不倫から妊娠、相手が死亡、子供は夫以外の子とジェットコースタードラマでした。
最後にテロップが出たけれどなんて書いてあったのか?
そのテロップを入れた理由は?
についてまとめました。
わたしの宝物最後のテロップには何が書いてあった?
最後のテロップには
出生前親子鑑定など
医療目的でない遺伝子検査は
法的措置の場合を除き
日本産科婦人科学会では認められておりません。
と記述されていました。
これの意味は?
妊娠中の医療目的ではない検査はNG
妊娠中にはダウン症や遺伝子疾患がないか検査を受けることができます。これは必須ではなく希望者には行われる検査です。
これには賛否両論あって、もし妊娠中に染色体などに異常が見つかった場合、出産と継続するのか中断をするのかを両親が非常に悩むことになるからです。
正解のないことなのでとても難しい判断をすることになりますが、どちらを選択しても自分を責めたりしないでほしいと願っています。
法的措置としてのDNA検査とは?
- 調停や裁判などで親子関係を証明するための「法的親子DNA鑑定」
- 刑事事件の犯人を特定するための「DNA採取」
があげられます。
例えば
裁判や調停で離婚を争っていて相手の不貞の証拠が欲しい場合
親権を争っていて親子鑑定が必要な場合 など
刑事事件に関わっているとみられ有罪か無罪を証明に必要な場合
以上の事柄でなければ日本産科婦人科協会に登録しているクリニックでは遺伝子検査を行わないということです。
わたしの宝物テロップを入た理由は?
今はネットで申し込みキットで出産前にDNA検査をすることができます。
この情報をテレビで見て同じように検査を受ける人が出てくるでしょう。
ドラマのように子供を産むという選択する人もいるでしょうが、夫にバレるのが怖いあまりに秘密裏に妊娠をなかったことにする人が増えることを危惧しているのだと思います。
日本産科婦人科学会とは
産科学及び婦人科学の進歩発展を図り、もって人類・社会の福祉に貢献すること、を目的にしている[4]。
1949年(昭和24年)4月 日本婦人科学会と産科婦人科医学会の2学会が発展解消し、二つが統合されて発足しました。
産科婦人科学会は、産婦人科分野における知識や技術、そして倫理観を持つ医師の育成を目指し、産婦人科医療の質を向上させることを目的としています。
この学会は、医学系学術団体の中でも重要な役割を果たしており、特に女性医療や周産期医療に関しては、世界最高水準にあると評価されています。
学会に入会しているクリニックは安心ということができると思います。
ネットで妊娠中のDNA検査は本当にできる?
ネットで調べるとそういう情報がいくつか出てきます。
ただ胎児のDNA検査は血液が必要となるようです。提携のクリニックにいって血液を採取してもらいそれを検査機関に送ることになります。
流石にネットでそのクリニックは公表されていません。首都圏なら30件以上が登録されているので簡単に血液を採取することができるでしょう。美羽の場合は都内に住んでいるようなので容易く検査できたのではないでしょうか?
美羽の場合は妊娠発覚が5週目ということでしたよね。実際には7週以降でないと結果の信頼性が薄れるようです。
料金は10万円〜15万円。かなり高額ですね。
まとめ
テロップは日本産科婦人科学会では「不倫による親子の鑑定のための検査が認めていない」ということを周知するテロップでした。それにしても一瞬だったので判読できない人がたくさんいました。もう少し長く映してくれると読めたのに…
それにしても胎児のDNA検査が可能、しかもネットでできるなんてすごい時代になりましたね。
今ではネットでいろいろな検査ができるようになりました。
DNAで言えば、どんなダイエット方法が向いているのか?とか美肌にする方法をDNA検査で判断したり、遺伝子検査で猫ちゃんの傾向を把握し病気予防に役立てる検査なども行われています。
もっと詳細なネットでの検査方法についてお知らせしたかったのですが、命に関わる問題なので注意喚起として記事にしました。
大切な命です。軽々しく扱わないようにしましょう。