全領域異常解決室7話今回登場となった新キャラ、テミスホールディングのCEO寿正(野間口徹)。
小夢たちを盗撮したり、月読命と接触を図ったりヒルコに近い人物、もしくはヒルコなのでは?という疑いが出てきましたね。
果たして彼がヒルコなのかどうかをヒルコが人間の可能性についてを探りながら考察してみたいと思います。
この記事では
寿正はどんな人物で、どんな考えの持ち主なのか
寿正がヒルコなのかどうか
ヒルコが人間かもしれない理由4つ
についてまとめています
ゼンケツ7話考察!寿正はえんのおづぬ?ヒルコの可能性は?
全領域異常解決室7話ではゼンケツのメンバーの周辺をワンボックスカーで見張っている男が現れます。
彼の名前は寿正(ことぶき ただし)。
5話で直毘がヒルコの支持率などをデーターで管理して危険度などを判断して報告をしていますね。
そのデーターを提供しているTEMISU HOLDINGS(テミスホールディング)という会社のCEOです。
寿正がヒルコなのか?を考察
7話で寿正が月読命・佃美生(石田ひかり)を呼び出して人魚の剥製の時を戻して欲しいとに依頼をします。
その時に寿は佃美生にこう言います「この仕事をしていると人間たちの営みを高天原から眺めているような気分になるんですよ」
高天原(たかまがはら)は古事記の中での神の住む天上の世界のこと。
以前宇喜乃が寿の会社が政府に提供しているデータに対して「まさに神の視点」と皮肉っていたことがありましたね。
「この仕事をしていると人間たちの営みを高天原から眺めているような気分になるんですよ」
というのはよく考えると気分であって実際高天原から人間の営みを見たことはないのではないか?と考えます。
彼が神でその景色を見たことがあるのなら「思い出します」という発言になるのではないでしょうか?
つまり寿は人間でありながら神に憧れを持っている、もしくは神になりたがっている人物なのでは?と考察します。
寿正の目的は神の総とっかえ
月読命はミイラの蘇生を引き受けますが、
「あなたは何をしたいの?」寿に尋ねます。
寿は「神の総とっかえ」と答えました。
総とっかえですからとって変わる神は複数いるという事ですね。
ヒルコは他にいて寿は複数いる神の一人になりたいと思っているのではないでしょうか?
寿は修行を積んだ能力者でヒルコではない?
寿正がかなりヒルコに近い人物かヒルコなのはわかりましたが、今の所はっきりヒルコだと言える要素がありません。
寿が政府中枢とかなり近い人物であることを考えると全決の正体を知っている総理大臣、内閣官房長官、直毘のうちの誰かと繋がっている可能性が高いのではないでしょうか?
総理と官房長官は姿を見せたことがないので一番怪しいのは直毘でしょうか?
何となく直毘が怪しい?
なんか直毘さんってアップ多いのよ。
なんかありそうなっていつも思う
直毘って神様の名前なのにまるっきり人間てのもね〜
何か裏がありそうだにゃ〜
直毘は全決の神々たちと一度対面しているし宇喜之は毎回会っているので神なら気づくはずなのですが、特殊能力で神の気配を消すことができるとか?
そんな能力はないのでしょうか?
自分は直毘は全決の一員で潜入捜査をしている神かもと思っている部分もあります。
直毘についてはまた別の記事で考察をしたいと思います。
ゼンケツ7話視聴後考察!ヒルコが人間かもしれない理由4つ!
寿正がヒルコに近い人物で神の総とっかえを目論んでいることがわかりました。
それを違和感なく受け入れられたのは小夢のヒルコに対する考察でした。
小夢はどんな考察をしたのでしょうか?
小夢は独自の発想でヒルコは人間だと考察
記憶を無くす前の小夢と雅は居酒屋でヒルコについての考察をしています。
スマホを使う人間たちを見て「もう人間は神に近い力を手に入れたよね」と小夢は雅にいいます。
そして続けます。「(ヒルコが)人間の可能性はないかな?」と。
小夢の想定した人物像としては
AIを駆使し神を特定している
過去にいた修行によって呪術を会得した役小角(えんのおづぬ)のような人物もいるのではないか?
役小角(えんのおづぬ / えんのおずぬ)は、飛鳥時代から奈良時代にかけて活躍した修験道の開祖として知られる人物です。彼の人生を簡単にまとめると以下の通りです。
出生
- 生年:634年(舒明天皇6年)
- 出身地:奈良県葛城市(現在の御所市付近とも言われる)
- 地元の有力な豪族の家に生まれ、幼い頃から霊力や修行の才能がありました。
活動
- 修験道の開祖
役小角は、大峰山(奈良県)を中心に山岳修行を行い、自然と神仏を融合させた修験道を確立しました。 - 超自然的な力
さまざまな奇跡や超能力の伝説が語り継がれています。特に山伏としての修行や、呪術的な力を用いて人々を救済したと言われます。 - 追放と赦免
政府や宗教界から疎まれ、一時伊豆に流罪となるも、後に赦免されました。
死
- 没年:701年(大宝元年)またはそれ以降とされますが、正確な年は不明です。
- 伝説的要素
役小角は死後も仙人として霊山で修行を続けているという伝説が残されています。
主な功績
- 修験道の基盤を築き、山岳信仰を発展させました。
- 大峰山を中心に修行道を整備し、現在でも多くの修験者がその道を歩んでいます。
役小角の人生は、歴史と伝説が混じり合ったもので、今でも多くの人に崇敬されています。
雅はそれを即否定します。
理由は2つ
人間にことど渡しを行うことはできない
堕落した人間に修行を行える根性のあるものはいない
しかしヒルコがテクノロジーを駆使して神を特定しているという可能性はあるこということで検討してみることになりました。
いいところまで考察できたのに、そこで小夢は「現代に辛い修行に耐えられる人間はいない」という雅に小夢は「だよね〜」
と流してしまいます。
小夢さん詰めが甘いよ!
ヒルコが人間である可能性に矛盾がない4つの理由
小夢の発想でヒルコが人間かもしれないという可能性が示唆されました。
そう思えば色々思い当たるというか、人間でもおかしくないと思う部分がありますね。
今までのヒルコの行動や特徴
⚫︎神が誰かを特定して確実に神隠しを行っている
⚫︎妃花の起こした事件を確実に把握し早い段階で犯行声明を出している
⚫︎ことど渡しを行う能力がある
⚫︎人魚の肉を欲しがっている
このような特徴からヒルコは神の一柱であると考えられてきました。
神が誰かを特定して確実に神隠しを行っている
神ではない人間が神を特定するのは相当難しいでしょう。
が、今回すがたを表した寿正は盗撮や画像解析、盗聴などで小夢たちを見張っていました。
どんなテクノロジーを使っているのかはわかりませんが、まず一人を探り当てることができれば、電話の盗聴によってつながりは確定できるはずです。
妃花の起こした事件を確実に把握し早い段階で犯行声明を出している
警察内部の人間であれば妃花の起こした事件をヒルコが起こしたことにして利用するのは簡単なのではないでしょうか?
もしくは警察署内に盗聴器を仕掛けておけばすぐに事件の詳細を知ることができるのでは?
だから人間であっても不思議ではありませんね。
事戸渡しを行う能力がある
事戸渡しは神にしかできないことだと思っていましたが7話で修行を積んで呪術的な力を得た人間役小角(えんのおづぬ)がいたことによって同じような人間がいるかもしれないという考察が成り立ってしまいました。
寿正がそうだとは確定できませんんがヒルコが人間であることを否定はできませんね。
人魚の肉を欲しがっている
6話でヒルコは犬塚と八代を使って不老不死の薬を開発しようとしていました。
その後警察に押収された人魚の剥製が一体紛失しています。
そこで全決は一つの大きな疑問を持ちました。
「ヒルコは神なのになぜ不老不死の薬が欲しいのか?」
神であれば肉体は滅びても魂は次の肉体に引き継がれ記憶が消えることはありません。
不老不死に執着する必要はないはずです。
つまりヒルコは死に怯え、生に執着する人物。
つまりヒルコを名乗る人間なのでは?と考えられます。
ゼンケツ7話考察!寿正はえんのおづぬ?ヒルコが人間かもしれない理由4つ!まとめ
全領域異常解決室の7話視聴後考察をしました。
寿正は確実に人間であると思われます。
そしてヒルコかヒルコに近い人物だということも間違い無いでしょう。
7話で残りあと3話となってしまう「全領域異常解決室」もっともっと面白さが加速していくと思っています。
楽しみで仕方ありません。