嘘解きレトリック結末原作ネタバレ！左右馬と鹿乃子はどうなる？続編の可能性も！

故郷で嘘がわかることで辛い目に遭っていた鹿乃子は母や家族に迷惑をかけないために働くことを決め九十九夜町にやっってきます。そこで出会った嘘のない人たちの助けにより祝探偵事務所に住み込みで働くことになります。

ある広告のに載っていた女性が「松葉牡丹の君」では無いかと祝に聞きに来た馨でしたが祝は違うと嘘をついたことに鹿乃子はモヤモヤしてしまいます。

その最中に観劇に出かけた娘の千代が誘拐されたと送迎している運転手の耕吉が飛び込んできて…
左右馬と鹿乃子の力を利用して解決に導く二人の探偵としての初仕事

リリーのカフェのお客の桐野貫二はやっとのことでリリーと映画の約束をしましたが、３３丁目で幽霊屋敷の２階に首を吊っている女性の幽霊を見て慌てて逃げ事故に遭って行けなくなってしまいます。

その頃リリーは映画館の前で見知らぬ女性に声をかけられ昨夜いい関係になったと貫二が持っていたはずの映画のチケットとリリーの似顔絵を渡されたのでした。

身に覚えがないという貫二の言葉を証明することを依頼される左右馬と鹿乃子。それが近所で起きた殺人事件と10年前の幽霊屋敷で起きた事件と絡まって…

拾い集めた荷物の中に見たことのない銀の装飾の入った小さな手鏡入っていました。きっとぶつかった職人風の男のものに違いない、と千夜と鹿乃子は「少女探偵団」を結成し鏡の持ち主を探すこことに。

六平は13個頼んだしメモを渡したと主張しますがメモには26個と書いてあり、二人の主張は噛み合わず女将も巻き込んで大喧嘩に。

誰も嘘はついていないと言う鹿乃子の言葉を聞いて左右馬はどう謎を解くのか？

その旧家の主人は16歳の女主人の品子と言う振袖を着た日本人形のような少女でした。
品子は奇妙な風習をずっと守って生きてきたのでした。

死んだのは人形？それとも？左右馬と鹿乃子、そして雅の洞察力でどう解決する？

鍵が空いていたのを「何か事件が起きている」と妄想した千夜は妄想で事件を作り上げ解決しようと奮闘します。
そして勝手に事件解決をして満足な千代なのでした。

それが誤解でることを証明した左右馬に鰻をご馳走すると約束をしましたが、時間になっても馨は現れず。

翌日になってもいどことがわかならない馨に「何かあった」と左右馬と鹿乃子は馨が行くと言っていた元庭方面に次馨の知り合い「テンテン」さんがいることを思い出し尋ねることにします。果たして馨はどこに？

傘を持って出ていない左右馬が心配して鹿乃子は傘を持って左右馬をお迎えに出かけます。

タイミング悪くその後に事務所に戻った左右馬は自分の傘がなく、鹿乃子がいない状況をみてもう一度傘を持たず雨の中へ。鹿乃子の気持ちを無駄にしない左右馬の優しさがほっこりとさせるエピソードです。

小説の挿絵を描くことになった貫二はスケッチをするために刀真島に出かけましたが、ひょんなことから出会った夫婦の家に泊めてもらうことになります。

ですが、その夜その夫婦の家に訪ねてくるはずの義理の弟が翌朝船着場で死んでいるのが発見されました。貫二は左右馬にその犯人を特定してほしいとの依頼します。３人は刀真島に出かけて謎を解きます。

翌日同じ客がくら田の店の前にこっそり隠れて立っているのを鹿乃子が見つけます。女将に聞くと昨日男が座っていた席にビーズの髪留めの忘れ物があったことがわかります。

果たしてその男は何者でピンを忘れていったのでしょうか？

女将の依頼でそのピンの持ち主を探すことになる左右馬と鹿乃子は意外な人物に辿り着きます。

嘘が聞こえる事でギクシャクとしてしまった親子の関係をたわいない話をしながら左右馬がほぐして行きます。

嘘を見抜き逃げようとした少年を捕らえた鹿乃子。字が読めない利市から店員のふりをしてお金を奪ったのですが、それには事情が…

その後祝探偵事務所に帰ってくると母親が待っていたした。再会を果たす鹿乃子には母の正直な言葉に嘘がないとわかったのでした。

館の主は年老いたご婦人。

24年前駆け落ちして音信不通になっていた娘が男の子を残して亡くなっていることがわかったのですが孫の行方がわかっていません。

尋ね人の広告を出して申し出た人の中から最後まで候補として残っていた二人の人物のどちらが孫か見極めてほしいとの依頼。

この件で孫ではないと判断された史郎と名乗った男は今後鹿乃子たちを関わりを持つことになります。

そんな馨が住む官舎に「この縁談は呪われている」との脅迫状が。差出人を調べてほしいと言う依頼を左右馬に依頼するのでした。
その帰り馨は頭巾を被った見知らぬ女性に呼び止められます。その女性はなんと脅迫状を出した本人だと自分で告白するのでした。

気が進まないと言いながら左右馬は一人で出かけて行きます。たの湯で一晩手紙の主を待った左右馬でしたが誰も訪ねてこなかったと翌日帰ってきます。

しかし左右馬が泊まった同じ部屋で遺体が見つかり左右馬は警察に連行されてしまいます。

鹿乃子一人では中居に話を聞くのさえ難しく何もできません。

そんな鹿乃子をみかねて「たの湯」で左右馬の受付をした男性従業員が知っている限りのことを話してくれるのでした。

そんな時以前実原の相続人の時に知り合った史郎と再会します。史郎は鹿乃子の「嘘を聞きわける能力」があることに気づいて？

二人は協力してたの湯の従業員から話を聞き真実に辿り着きます。

死体がなぜ左右馬が泊まった部屋に持ち込まれたか鹿乃子は実際に試してみることに…

そして無事に左右馬を警察から救い出すことができたのでした。

左右馬は不機嫌でした。そもそも手紙で左右馬をたの湯に呼び寄せたのは史郎だったのです。

しかし史郎は呼び出しただけで左右馬を陥れたのは左右馬の兄篤嗣に恨みのある集山（たかやま）という人物であることを教えてくれるのでした。

そして史郎は今は能力は無くなってしまったが以前は鹿乃子と同じ力を持っていたことを告白します。

その代わりに綺麗な別の下駄が残されていたとこと。その日は映画館の下駄を借り、翌日返した時に聞いても誰も下駄を返しにきてはいないという話を聞きました。

正式な依頼ではないけれど紅子のために下駄の持ち主を探す音にした鹿乃子なのですが…

そのリストのうちの一人を訪ねていくとそこは長屋。なんと女給のリリーの家だったのでした。

リリーは映画館になど行っていないといないと鹿乃子に言いましたが、それが嘘だと鹿乃子にはわかってしまいます。

実はこの件にはリリーの店の後輩の女給マサの殺人未遂事件が絡んでいたのでした。

兄は昔から左右馬を毛嫌いしていて門前払いされる始末。左右馬がそんな関係の兄に会いにきたのは過去に鹿乃子と同じ能力を持っていたという史郎の正体を知るためだったのでした。

追い返された左右馬たちは兄嫁の澄子と偶然に知り合います。彼女は「おかめ」と言われる容姿でしたが、心優しい女性でした。

その男にカマをかけるため左右馬が接触を図ると澄子に駆け落ちさせその後毒を盛って殺そうとしていることがわかりました。

それを伝えるとそれほどショックを受けていない澄子でしたが、その人物を夫篤嗣に知られず特定するために園遊会に鹿乃子と左右馬を誘うのでした。

鹿乃子に嘘を聞き分けられそれも失敗するのでした。
左右馬の兄は自分にも他人にも厳しい性格でした。燈子の家柄の良さを認めて結婚をしましたが、それ以上のものを求めるのは自分の能力を考えれば贅沢だと思っています。
厳しいけれど決して心根が悪い人間ではないことがわかりました。

兄篤嗣は史郎が寺原光太郎を名乗って夜会に参加しているときに声をかけられました。

篤嗣に恨みを持つ集山について知ると興味を持ち数回電話をしてきましたが相手の手口に乗る必要はないと相手にしなかったこと。つまり彼に何を頼みことなどしていないという事実がわかったのです。

ある日大家の紹介で一人の女性が祝探偵事務所を訪ねてきます。
その女性は青木麗子と名乗りましたがそれは嘘と鹿乃子は気づきます。
大家が彼女をしばらく宿泊させれば滞納していた家賃をチャラにしてくれると手紙をもらい左右馬は彼女を泊めることにことに。

くら田の女将が「彼女は困っているようには見えない」といった言葉を鹿乃子も感じとります。

左右馬は彼女を追い出すために彼女が触れられたくない部分をあからさまに探って行きますが、全然効果がなく…
ある日麗子が新聞の一部を抜き取ったことがわかります。その記事は麗子にとって都合の悪い記事でした。

麗子はなぜ自分の素性を隠しているのか？真相は？

自分の嘘は左右馬にはわかるはずがないと気持ちを落ち着かせる鹿乃子なのでした。
そんな中馨の姉雅が事務所にやってきます。

事件はハナサキカオルの名を語る男に放火の容疑がかかっていて、犯行時刻には馨にはアリバイがあり疑いが晴れました。

その偽名を使っていた男性を探すと以前左右馬たちと一緒にいた「史郎」を名乗る男に突き当たり知っていることを聞ためだと聞かされます。

そして史郎が過去に嘘が聞こえる能力を使って霊能者としてお金持ちから高額の料金を取る詐欺師と暮らしていた子供かもしれないと話しました。

旅費が出るということで二人は優雅に列車の旅をしながら目的地に向かいます。
しかし、その呼び出しを馨に伝えにやってきた刑事は史郎で田打署の刑事は誰も馨の元には行っていなかったのです。

大きな駅で乗り換えになったわずかな隙に鹿乃子は史郎に別の列車に引っ張られ拉致されてしまいます。
すぐに列車は走り出し鹿乃子と左右馬は引き離されてしまうのでした。

史郎の目的は「今からとある人にあってその人の言葉を聞いてほしい」というものでした。
悪事や人をだますためではないという史郎の言葉には嘘はありません。

史郎の真剣な態度を見て鹿乃子は協力することにしました。

道すがら史郎は自分の過去とこれから会いにいく人物について語ります。

史郎が会いたかったのは子供の頃行き場のない浮浪児だった自分を拾い占い師に仕立て上げ、嘘が聞こえなくなった時に別れることになった武上という詐欺師でした。

史郎の聞きたいことは鹿乃子の力でわかるのでしょうか？

それどころか武上の吐いた言葉は今までの生き方を否定するもの出した。
自分の心が空っぽで人の気持ちに何も関心を持っていなかったことに気づきます。

そこに鹿乃子を探していた左右馬の言葉を聞いて史郎はもう一度生き直すことを決めたのでした。

しかも鹿乃子には内緒で。

それを聞いた左右馬はクリスマスの参加を拒否します。当然周りからは第ブーイング。

しかし嘘を聞き分ける鹿乃子に内緒のパーティを実行することは到底無理な話です。

どうする左右馬w

左右馬は大学生になると友人から報酬をとってテスト問題の予想などをしていました。

しかしテストの予想が当たりすぎて皆から疎まれることになってしまいます。

そんな中でも左右馬にまっすく接してきたのは馨でした。

左右馬と生真面目な馨との出会いと友情を描いています。

その女性は鹿乃子の同級生の君ちゃんでした。鹿乃子が子供の頃嘘を言い当てたことで父の浮気がバレ一家が不幸にしてしまった忘れられない名前でした。

鹿乃子は君子に関わらないようにしますが、左右馬は君ちゃんは鹿乃子君を尋ねてきたのでは？との推測を鹿乃子に話します。君子が鹿乃子を尋ねた理由とは？