ついに最終回を迎える海に眠るダイヤモンド。
色々考察をしてきましたが、最終回の朝子と鉄平の話を中心に考察していきます。
あくまでも考察ですので実際違っていてもご容赦くださいね。
海に眠るダイヤモンドはギヤマンのグラスの事!
8話で鉄平と朝子が長崎で見たキリコのグラス。商品の表示が江戸時代、舶来品のギアマンになっていました。
長崎に来る時には必ずここに来ると言っていた朝子。鉄平との長崎でのデートは初めてだったんでしょう。
ギアマンは高価なもので朝子はうっとりとそれを眺めています。
そして鉄平に「ダイヤの指輪よりギヤマンが欲しか」といいます。もちろん結婚指輪のことを言っているのでしょう。
そして鉄平は約束します。
「端島が復活したら必ず!(買って結婚しよう)」と。
ここでダイヤモンドエピソードをぶっ込んできました!
今まで石炭が黒いダイヤモンドと呼ばれていたことから海に囲まれた端島の話なのでこのタイトルなのかと思っていたのですが、ダイヤモンド=石炭というのがどうもこの話にはあってないというか、違和感があったのです。
でもこのエピソードを見てから「これだ!」と思いました。
このギヤマン=ダイヤモンドが朝子と鉄平の恋の結末に大きく影響してくるのだと自分は思っています。
ここで夢を壊して申し訳ないのですがカットガラス(切り子)のことをギヤマン(ダイヤモンド)と呼ぶようになったのは、ガラスを加工する時にダイヤモンドを使用したから。
ガラス細工がキラキラしていてダイヤモンドのように綺麗だったからではないのです。(残念!)
物語はきっと朝子が欲しがったものだし、キラキラしているし、高価だしダイヤモンド=ギヤマンでオッケーだと思っています。(個人的な意見)
ちなみにどのぐらい高価なのか調べましたが、島津薩摩切子さんで似たようなものを売っていました。
お値段は現在の価格で123,200円でした。
ドラマでは江戸時代の舶来品、という設定なのでもっと高いかと思います。
12万越えって私は買えませんw
海に眠るダイヤモンド最終話鉄平は朝子のために島へ戻ってくる!
リナのために島を出る鉄平ですが、朝子に事情を説明していないし(多分急いで島を出たので時間がなかった)、端島に戻ってくると思っています。
自分は鉄平とリナは戸籍上婚姻関係にありますが、離婚を前提としてのことだったのではなかったのではないか?と思っています。
朝子は鉄平とリナが駆け落ちをしてすっかり鉄平に裏切られたと思い、両親の希望もあったことで鉄平のことを諦めて結婚したのでしょう。
年齢から考えると端島の事故が朝子が29歳、鉄平が31歳の時。その後閉山が1974年、その時息子の和馬が覚えていないような年齢だったのを考えると姉の鹿乃子が小学校にいくか行かないかの年齢だと思います。
鹿乃子がその時6歳だったとして、鉄平がいなくなってから3年後ぐらいには朝子は虎太郎と結婚していることになります。
鉄平が戻ってきたのは朝子が結婚した後
鉄平が戻ってきたのは朝子が結婚したあときっと約束のギヤマンのグラスを持ってプロポーズに来たのではないでしょうか?
でも朝子が子供を抱いているのを見てしまいます。
そして朝子が琥太郎と結婚して幸せそうにしているのを知ってしまうのでしょう。
鉄平は約束のギヤマンを端島の「どこかに」置いて島をでて、二度と端島に来ることはありませんでした。
そして時は現代へ
海に眠るダイヤモンド麻生祐未はどんな役回り?
新キャストとしてたきと滝藤賢一さんと麻生由美さんが出演すことが発表になりました。
滝籐さんは賢将と百合子の子供で端島の色々な資料を持っていて玲央たちにそれを見せてくれます。
一方麻生祐未さんは鉄平の端島脱出以降の様子を知る人物として描かれますが名前はまだ明かされていません。
また端島の幼馴染たちが2018年に生存しているのかどうかも明かされていません。
4人の幼馴染のうち生き残っているのは朝子だけなのでしょうか?
麻生さんは看護師かと思いましたが、着用しているのがポロシャツなので介介護士で、鉄平の最後の時を近くで見た人物なのかもしれません。
そして玲央たちが彼女に会うことになるのは賢将たちの子供の孝明なのではないかと思います。
そして端島に朝子のために残したものの場所を彼女に伝えているのではないのでしょうか?
視聴者としては歳をとった百合子も、賢将も、鉄平も見たくないというのが本音です。
麻生祐未はリナと鉄平の間に生まれた子供なのかも
麻生祐未さんはもしかしたら朝子が結婚したのを知って端島から戻ってきた鉄平がリナと暮らし生まれた鉄平の長女で玲央の母なのかもしれません。
もしそうなら鉄平にそっくりなのも納得できますね。
ただ、看護師を職業に選ぶような人が玲央を放置していなくなるとは考えづらいですよね。
なのでそれはないのかな〜と思っています。
海に眠るダイヤモンド賢将と百合子の子供孝明に会い玲央たちが見つけたもの
賢将の息子である孝明(こうめい)に端島に関係するフィルムや品物を見せてもらうことになる鉄平たち。
孝明が鉄平を知っているなら玲央を見てすぐに玲央の素性も解明されるでしょうが、孝明は鉄平を知りません。
でも端島が大好きだった朝子が玲央に端島のことを話したように賢将と百合子も子供達に端島の話をしているのではないでしょうか?
親友だった賢将は島を出てから鉄平と連絡をとっていたのかもしれません。
孝明に見せてもらったものの中に鉄平が一度島に戻ってきてギヤマンをどこかにしまった(隠した)ことがわかるのではないでしょうか?
または彼が最終話に登場する鉄平を知っているという麻生祐未さんに繋げれくれるのではないでしょうか?
それで朝子を連れて玲央は端島へ行くのだと思います。
そしてギヤマンと一緒に切り取られたノートのページが端島にあるのを発見するのではないでしょうか?
そこにはリナと島をでた理由や朝子に対する思いが書かれていてそれを読んで朝子は涙するのでしょう。
軍艦島に上陸はできる?
「軍艦島上陸クルーズ」に乗船することで上陸することができます。
天候が荒れると上陸ができないこともありますが、年々劣化が激しくなっているので上陸が禁止される可能性もあります。上陸を希望するなら早めに行っておいた方がいいと思います。
海に眠るダイヤモンド最終話ノートを塗りつぶしたり、破ったのは鉄平自身
ノートを誰が破ったのか?という疑問が残りますね。虎太郎ではないか?鉄平の母ではないか?リナでは?
などと予想できますが、自分は鉄平が破ったり、黒塗りにしたりしたのだと思っています。
琥太郎が鉄平の日記を手することはどう考えてもなさそうです。
玲央が鉄平の最後のノートは朝子のことは書いてなくてリナと誠のことばかりだと言っていましたね。
鉄平は多少惚れっぽうところがある鉄平ですが、気持ちはまっすぐで嘘のない人間だと思います。
リナはそんな鉄平に感謝はしますが、好きになることはないと思うんですよね。
黒塗りにした部分にはきっと朝子に対する思いが書かれていたのだと思います。
端島へ戻って朝子が結婚していることを知って鉄平自身で黒塗りにしたんだろうと私は思っています。
長い期間朝子を放っておいたのだから自暴自得といえますが、鉄平には連絡できない事情があったのでしょう。
海に眠るダイヤモンド最終話ラストシーンはどうなるのか?
端島から帰る船の上から朝子はペアのギヤマンを海に投げます。ギヤマンは鉄平の思いと朝子の思いを象徴するもの。
朝子は鉄平を愛していたけれど、自分の生きてきた道はまた別のもので、決して間違った道ではなかった。
このギヤマンは朝子の思いとともに端島の海に眠らせるという意味なのではないでしょうか?
正にタイタニックですね