第3話では楠見くんの妻、瑠衣がこの世を去ったことによって拗れてしまった義母と楠見。二人の和解に奮闘する西園寺さんとついて描かれました。
瑠衣が世を去った理由や義母との関係については原作とは描かれ方が違っています。
楠見の妻、瑠衣が世を去った理由は？
義母と楠見くんの関係は？
3話のネタバレ
ついて詳しく検証しました。
西園寺さんは家事をしない 楠見の妻瑠衣が世を去った原因は？
瑠衣が世を去った原因については原作とドラマとは違います。ではどう違うのでしょうか？
ドラマでは？
ドラマでは義母羽多野里美（奥貫薫）の口から娘瑠衣について語られました。
「瑠衣はね、病気で亡くなったの」
と話し始めました。
瑠衣は夢中になると周りが見えなくなる
頑張りすぎる
相当無理をしたのか気づいた時には手遅れだった
という内容でしたね。
「気づいた時にはもう」という言葉がありましが、ドラマ内では病気については詳しくわかっていません。
今までのエピソードからすると瑠衣はとても家庭的で子供を楽しんで育てて明るい印象ですね。
頑張りすぎる、とか周りが見えなくなる、というようなイメージがなかったので意外でした。
原作では？
原作では瑠衣は車との衝突によってこの世を去ったと描かれています。
楠見くんはその現場には居合わせませんでした。
その後、瑠衣の行動が不可解だったことが明らかになり育児ノイローゼだったと思い込んでしまった蓮見くん。
その頃楠見くんは仕事に没頭していてそんな妻の様子に気づいていませんでした。自分のせいで瑠衣が不注意で車と衝突したと自分を責め続けていたのです。
物語の後半になって瑠衣の親友が現れて育児ノイローゼの噂は根も葉もないことだったことが判明します。
西園寺さんは家事をしない 義母と楠見の関係は？
それでは義母と楠見くんの関係はどう違うのでしょうか？
ドラマ
ドラマでは義母は伊豆で酒蔵を営んでいました。
西園寺さんが喪服を届けに訪ねていくととても歴史のありそうな大きな邸宅でしたね。
義母は夫がすでになく一人で切り盛りしているような話でした。
楠見くんは義母を「あなた」と呼び、義母は義母でやけに命令口調だし明らかに関係がうまくいっていない感じでした。
西園寺さんが喪服を届けにいくと「怪訝な目」をむけ「身内の席なのでご遠慮ください」とピシャリ！
それはそうでなるでしょ？まだ娘が亡くなって去って1年なのに何やら親密そうな女性が現れたら親として納得がいかないでしょう。
一周忌の後義母はルカを引き取りたい、と楠見くんに話しますが楠見くんは完全拒否。
「ルカはぼくが守ります！」と宣言しますが「守れなかったくせに」と言われてしまいます。
楠見くんは「あなたは家族でもなんでもない」と義母に言ってします。
ドラマを見ていて楠見くんの態度が冷たすぎると感じてしまいました
お葬式の時（瑠衣がこの世からいなくなったのは）僕のせい、と義母に謝ってたのにそれでも義母に強く責められた、ということもあるのでしょうが、あそこまで冷たくする原因があったのでしょうか？
原作
原作でも一周忌に行くのに楠見くんは喪服を忘れ西園寺さんが届けることになります。
ドラマと同じように瑠衣の実家は大きな家でした。
そして西園寺さんは義母に玄関先で「身内の席ですから」と玄関の戸をピシャリと閉められてしまいます。（怖そうでしたw）
が、それ以降義母と楠見くんのエピソードはありません。
つまり今回の義母登場と和解のエピソードはオリジナル展開ということになります。
西園寺さんは家事をしない 3話のネタバレ
偽家族を始める西園寺さんと蓮見くんとルカ
楠見くんに部屋を貸すことにし、生活しているうちにお互いに気を遣いすぎて疲れてしまった西園寺さんが「気を使わない偽家族」になることを楠見くんに提案しますがいまいち納得していない様子。
西園寺さんは「それなら検証することにしよう」という提案をし、楠見くんも渋々納得し、偽家族生活が始まりました。
西園寺さんはいつにもまして仕事に精を出し、嬉々としてルカのお迎えをしたり、楽しげです。
カズト横井と初顔合わせ
そんな中会社ではカズト横井とのコラボの話が進み、初顔合わせとなります。
そこで西園寺さんとカズト横井との関係が明らかに。
楠見くん妻の実家へ一周忌に向かう
妻の一周忌に喪服を忘れた楠見くんに届けにいった西園寺さん。
身内の席なのでと追い返されてしまう西園寺さんでしたが自分が楠見くんの偽家族であって本当の家族ではない、ということにモヤモヤを感じます。
一方楠見くんと瑠衣の母里美との関係がかなり拗れていることがわかります。
ルカを引き取り育てたいと言う義母に楠見くんは妻の母親を「あなた」と呼びルカは自分が育てると宣言します。
義母里美が西園寺さんの家に
ある日西園寺さんが自宅に帰ると里美が訪ねてきていました。
そこに楠見くんとルカが帰ってきて、里美に「話すことはない」と無視しますが、その時荷物が当たってしまい里美が持っていた荷物が階段に散らばってしまいます。
荷物はルカが喜びそうなお絵描きのセットやシール、好物のスイカでした。
それでも無視しで家に帰ろうとする楠見くんの態度に居ても立ってもいられなくなった西園寺さん。
スイカをみんなで食べようと里美を家に誘います。
二人の険悪な雰囲気になんとかしようと奮闘する西園寺さん
スイカを食べただけでは二人の関係は修復されそうにありません。
次は夕食をデリバリーして「たくさん頼みすぎて食べきれないのでお母さんも一緒に」と誘います。
渋々付き合う里美ですが、会話が弾まず…、雷雨を理由に里美を一泊させることに成功
翌日も里美を一人家を残し留守番を頼みます。そしてその夜はバーベキューをすることに。
そこでやっと里美はルカと楠見くんが瑠衣との思い出を大切にしていることを知ることができました。
楠見と里美の和解と妻を忘れない宣言
西園寺さんの奮闘ぶりに里美の頑なな心も少しほぐれてきました。
2泊目の夜里美は胸の内に秘めた想いを西園寺さんに語ります。
娘への思いや自分が楠見くんを理不尽に責めたこと、自分が悪いことはわかっているということ。
それを洗濯機を使いにきた楠見くんが聞いてしまいます。
翌朝、朝食を作って里美は黙って西園寺さんの自宅を後にします。
まだお味噌汁が暖かいことを西園寺さんが知らせると楠見はすぐさま里美の後を追います。
バス停にいる里美に楠見は今の自分の想いを話します。
「僕は今でも瑠衣が好きです。それはずっと変わらないし僕も一生忘れることはできません。
だから…また会いにきてくれませんか。瑠衣のこともルカのこともまた話しましょう。バーベキューでもしながら…家族ですから」
「だったらあなたがうちに遊びきなさい。息子なんだから」と里美が答え二人は和解できたのです。
一時は西園寺さんの空回りでどうなることかと思いましたが、二人は和解しルカを楠見が育てることに了承を得ることができました。
西園寺さんに恋心が…？
その夜楠見くんは里美と和解できたことを報告し、色々とすみませんでしたと頭を下げます。
西園寺さんはそういう時は「ありがとうにしない？」と提案すると楠見くんは素直に「ありがとうございました」と頭を下げるのでした。
その後二人で縁側でビールを飲むことに。
楠見くんは言います
「やっぱり変わってます。西園寺さんは。」
「そう？」
「変です、異常です、普通じゃないです」
「それってギリ悪口じゃない？」
「僕は西園寺さんのそう言うところに救われています」
その後、楠見くんが西園寺さんに顔を近づけていって肩のシールを取ってくれるのですが、
その行動にドキドキして慌てる西園寺さんが可愛い❤️
原作では楠見くんは天然の思わせぶり男子だし西園寺さんは仕事はできるけれど恋にはてんで疎いキャラクターなんですよね。ドラマ版でもそれは変わらなさそうです。
これからも天然の思わせぶりに西園寺さんはドキマギされっぱなしになるでしょうね。
まとめ
3話はオリジナル展開でした。
原作との大きな違いは瑠衣が亡くなった理由。ドラマでは病気だったとわかりましたが、原作では車との衝突で世を去っています。
また原作には義母はチラッと出てきますが、今回のドラマのような展開はありません。（名前すら出てきません）
3話では母親里美との確執を西園寺さんの破天荒行動で仲直りさせることに成功しました。
これで楠見くんの妻の病気についての後悔については終了となりそうですね。
4話では「ルカちゃんのパパ好きにならないで」発言で一波乱ありそうです。
これからは西園寺さんの恋に焦点が当てられる展開になることを予想しています。
