海のはじまり初回が放映されました。なかなか初回は暗い展開でした。
大学生の夏と水季の出会いや、妊娠、恋の終わり顛末が描かれました。
この記事では
水季の病気子宮頸がんがわかったのはいつ?
水季が手術をやめて産むことにした理由は?
を考察、検証しました。
追記
5話で初めて水季の病気について発言がありましたね。
夏が自分の母親に「子宮頸がん」とはっきり病名を言っていました。
海のはじまり 水季の病気子宮頸がんがわかったのはいつ?
水季の病気は子宮頸がんだった!
1話の終盤に海は夏に動画を見せます。
亡くなった水季と海の会話でしたが、水季は布団で寝ている状態でした。
これを見る限り体調が悪く伏せっていたものと思われます。
そして季節は春ということだったので世を去る数ヶ月前の動画だと推測しました。
この動画を撮影したときには水季は体調が悪かったと思われ、いなくなった原因は病気だったと思われます。
脚本家の生方美久さんが2024.06.27 GINGERの「海のはじまりの特別インタビュー」でこう語っています。
このドラマで明確に伝えたいことは二つ
一つはがん検診に行ってほしい
避妊具の避妊率は100%ではない
大学生になって避妊も知らないカップルの話なんで書かないでくれという意見もあったそうです。
予期せぬ妊娠をした人たちを「性にだらしない」と決めつけ、人口中絶に否定的視線を向ける風潮が彼らを追い詰めている。
いつか身近に同じ悩みを持った人たちが現れた時に、少しだけ優しくなってください。
と。
「海のはじまり」では上記のことを伝えたかったんですね。
2話では弥生が会社のトイレで産婦人科に検診に行くことを後輩に勧めています。
ここにも脚本家生方美久さんの強いメッセージを感じますね。
そう考えると水季がこの世からいなくなった理由はがんであると思うのが妥当でしょう。
病気がわかったのはいつ?考えられるのは2通り
水季の病気はいつわかったのでしょうか?1話放送後の時点では2つ考えられます。
海を産んでから後に病気が発覚した
公式ではキャストのページで大竹しのぶさん演じる南雲朱音(なぐもあかね)の紹介があります。
これを読むと
次第に母と娘の関係も修復し始めていたさなか、大切な一人娘が自分より先にいなくなってしまうという過酷な現実を〜
となっています。
ということは実家に戻った水季は母とはうまくいっていなかったけれどだんだん関係が修復し始めていた矢先にもう長くないことを知ってしまった、ということですね。
文章通りに解釈すると実家に戻って海を産んでからしばらく経って具合が悪くなった病院に行ったと取れますね。
若い時には定期検診には行きませんし、体調不良があって病院に行ったら「がん」がわかったと言うケースはあり得ると思います。
ただ水季の性格からして母親にも病気のことを黙っていたという可能性も捨てきれません。
妊娠時にがんがあるとわかった
まず妊娠か?と思ったら妊娠チェッカーで確認しますよね?
(尿をかけて赤い線が出たら妊娠の可能性)
そこで陽性(妊娠かも)とでたら産婦人科に行きます。
そこで内診と尿検査で妊娠しているのかどうかがわかります。
実際に妊娠していると子宮が柔らかくなっていたり色が変わっていたりするようです。
そして超音波の器具を膣から入れて子宮の中の様子を確認します。
がん検診は細胞診といって子宮の細胞を採取してがんの特定をしますが、超音波では大きながんを見つけることができます。
その時は分からなくても妊娠後に癌や他の病気の可能性がないのか検査は必ずします。
妊娠してがんがわかる方も多いのです。
どこ部位のガンだったのかについて
前項でも書きましたが、病気が発覚したタイミングによってどの部位にがんができていたのかは変わってくると思われます。
5話で子宮頸がんだったことがわかっています。
妊娠時点でがんがわかった場合
妊娠がわかると堕すにしても出産するにしても内診をします。
超音波の器具を膣から入れて赤ちゃんの状態を見るわけですが、その時がんが見るかることは多いです。
正確にがんかどうかわかるのは細胞診をしなくてはなりませんが、超音波でわかるようながんがあったのでは?
そういった場合大体は母体を優先し、子供を堕胎させることが多いですが、出産してから治療を、という場合もあります。
この場合は子宮体がん、子宮頚がんの可能性が考えられます。
もしそうであったなら子供を産んだ後に子宮を取らざるおえなくなってしまうことを考えると最後のチャンスとなるので産む決心をしたと言うこともあるのかもしれません。
海を出産後に病気がわかった場合
海を出産後にわかったとすると色々ながんが考えらます。
20代でガンになることは大変確率が少ないですが、あり得る事ととらえてください。
国立がん研究センターがん情報サービスの調査によると今女性で一番死亡率の多いガンは乳がんと結果が出ています。
その次が子宮がんとなっています。
統計からすると乳がん、子宮がん、子宮頚がんなどなのかもしれません。
海のはじまり 水季が子供を産むことにした理由3つ
「夏君は産むこともおろすこともできないんだよ。私が決めていいでしょ。」と夏に無理やり同意書を書かせて、その後姿を消してひっそり子供を産んでいたなんて「ホラー」としか思えませんでした。
そして同意書を書かせた後、クリスマスどこ行こっか?と夏に聞いています。
夏と一緒に「はぁ?」となりませんでしたか?私はなりましたw
きっと夏に重く捉えてほしくなかったための思いやりだったのだろうとは思います。
ちょっと変わった感性の持ち主だった水季。
最初から夏を騙して子供を産もうとは思ってはいなかったのだと思いたい…
では一体なぜ堕胎するのをやめ、夏の前から姿を消したのでしょうか?
自分なりに理由を3つ考えました。
手術するつもりで病院まで行ったが、取りやめた
ドラマや漫画などでよくあるやつですw
水季が堕胎した体(てい)で出てきた病院は大きなものではなく町にある個人のクリニックのようでした。
そういうクリニックでは待合室に検診に来た妊婦さんや、子供をつれ検診に来たお母さんなどが普通にいます。
それを見て「命」を感じ思いとどまったというケース。
産むことを決めたものの夏に迷惑がかかると思って姿を消したと推察します。
自分ががんであると知ったから
手術するつもりだったけれど自分ががんであることを知り命を残そうと思ったといことも?
もし子宮がんであったのなら出産後に子宮を摘出ということになれば自分にとって子供を持つ最後のチャンスになるかもしれません。それで出産を決意したのかもしれません。
またそのことを正直に話をしたら優しい夏が自分のことを差し置いて水季を守るために頑張ってしまう事がわかっているので身を引いたということなのでは?
父親は別の男性だから?
これは無いと思いたい!
でも水季は妊娠がわかったとき夏に「他の人の子供ではない」と宣言しています。
夏がそれを疑うような人では無いのにですよ?
普通言うかな〜そんなこと。
男が疑ったら言うけど、自分なら言わないなぁ。だってありえないし、疑われるなんて想像もしないし。
父親が夏では無いのに海に家を教え込んだり、夏の話をしていたのだとすると物語が崩壊してしまいますよね。
まとめ
1話は水季に振り回される夏がちょっとかわいそうになったというか…
自分にいきなり子供がいたなんて、受け入れられなくて誰だってあんな態度になっちゃいますよね。
夏は海を受け入れるのか?今の恋人との関係はどうなっていくのか気になりますね。
今後も見守っていきたいと思います。