wowowで2022年に放送されたドラマW「正体」。原作は染井 為人の同名小説「正体」です。
監督は映画「事故物件怖い間取り」で亀梨和也さんとタッグを組んだ中田秀夫さん。
2024年には横浜流星さん主演で映画が作られるという情報が発信されました。
それにあたってドラマも気になる、という人も多いのではないでしょうか？
1話では死刑宣告を受け、脱獄。工事時現場に遠藤として潜伏する鏑木。
この記事では2話のキャスト、ネタバレあらすじ、感想についてまとめています。
2話のあらすじ webライター那須の恋と別れから次の街へ
＼🎊大ヒット御礼🎊／#WOWOW正体
— 【公式】WOWOW「連続ドラマW 正体」 (@shoutai_wowow) March 23, 2022
第2話も絶好調！
記念に #みんな大好き那須くん
反則級キュンショット公開📷
第3話も怒涛の展開💥
お見逃しなく😎
🔽予告はコチラ🔽https://t.co/2Yo4jwvCh4#帰ってきて玄関開けたらこの笑顔#ズルい#エプロン似合いすぎ#料理作ってほしい#惚れちまうやろ pic.twitter.com/fxU4wTyTFr
2話のあらすじの中にはネタバレが含まれています。
知りたくない方はページを閉じてくださいね。
逃走から117日目
ウェブ編集プロダクション メディアトレンダーズで編集や記事作成を担当している安藤沙耶香（貫地谷しほり）は外注のライターには直にあって原稿料を手渡すことに決めていました。
初めてあった那須隆はとても謙虚で丁寧な言葉で話す青年でした。
紗耶香は那須のルックスと人柄に好意を持ちます。
その日返し忘れた入館証を届けに来た那須と紗耶香は居酒屋で食事をすることに。
目ざとい紗耶香はいつもキャリーケースを転がしている那須に家がないことに気づいていました。
聞くとネットカフェを転々としているという那須。
思わず「家に来ない？」と誘う紗耶香。純粋に家のない彼を心配しての行動でした。
その日から二人はルームシェアをはじめ、家でライターをしながら夕食を作り待っていてくれる那須の元へ一目散に帰るようになった紗耶香に上司たちから新しい男ができた、と言われるようになります。
二人は「さーや」「たかしくん」と呼び合い絆を深めていきます。
穏やかな日々が続くと思われました。
弁護士渡辺との出会い
＼今夜10時・第2話／#WOWOW正体
— 【公式】WOWOW「連続ドラマW 正体」 (@shoutai_wowow) March 19, 2022
ライター“那須隆士”を名乗りWEB編集プロダクションのディレクター・沙耶香と出逢う。身寄りがない鏑木を心配し、家に寝泊まりさせる沙耶香。
ある日、鏑木は痴漢の冤罪被害に悩む弁護士・渡辺淳二を自殺から救うが…#キュン満載#今夜も衝撃の展開#お見逃しなく pic.twitter.com/VTqH5c04pn
那須はコンビニで買い物した帰りに高架橋に佇む一人のサラリーマン風の男性を見かけます。
様子がおかしいその男性を気にしていると突然高架橋から飛び降りようとします。那須は必死でそれを阻止することができました。
興奮して震える男性が落ち着くのを待っているとその男性は自ら渡辺と名乗り名刺を那須に渡しました。渡辺は弁護士でした。そして今現在の自分の置かれている状況を話し始めました。
渡辺は電車で女子高校生に痴漢と間違われ、逃げ出してしまい駅員に取り押さえられ逮捕された経験がありました。
最終的には女子高校生も「この人ではないかも」と言ってくれて放免となったのですが、その時の動画が拡散され「痴漢弁護士」と揶揄され事務所をクビになってしまいました。
そればかりか娘の結婚が破談になってしまい家族にも迷惑をかけたと絶望していたのです。
那須は紗耶香にこの事を記事にして欲しいと頼みます。
今までファッションや美容の記事を多く取り扱ってきた紗耶香でしたが、社会や政治経済の記事も取り上げていきたいと思っていた矢先のこの話を快諾し記事を書き上げました。
その記事は反響を呼び渡辺の社会復帰の第一歩となりました。
渡辺は那須に感謝し「これからは冤罪に苦しむ人を助ける活動をしたい」と告げるのでした。
紗耶香の元恋人が訪ねてくる
ある日紗耶香が家に帰ると元恋人の矢川直樹（柏原収史）が待ち伏せしていました。
接触を嫌がる紗耶香を尻目に家に上がり込む矢川は紗耶香との復縁を望んでいたのです。
矢川を完全に拒否し、抵抗する紗耶香に乱暴をしようとする物音を聞きつけて２階から駆け降りてきた那須が助けに入ります。
紗耶香の悪口を言い始める矢川を「黙れ！」と一括する那須に怯んだ矢川は家から去っていき事なきを得ます。
翌日矢川は紗耶香に昨晩のことを詫びる電話をかけ那須が逃走中の「鏑木に似ていないか？」と言います。
まさか？と思いながらネットで検索し「似ている」ことに気づいてしまう紗耶香。違うとは思いながらも彼を信じれない紗耶香は那須に問い詰めることもできずいつものように振る舞えなくなってしまいます。
刑事の訪問と三度目の逃走
そんなギクシャクした日々を送っていたある日紗耶香が仕事から帰ると玄関先で男性に声をかけられました。
警察手帳を見せられます。それは鏑木を追っている刑事又貫でした。
「あなたのお宅に出入りしている男性が私どもの追っている容疑者に似ているという通報がありまして」と言われ
「付き合っている男性はいない」と答える紗耶香でしたが、又貫は納得しません。
仕方なく家にあげることを許す紗耶香でしたが「家に下着を干しているのでしばらく待ってほしい」と言い那須に警察が来ていることを告げます。
那須は紗耶香が自分が鏑木であることに気づいていたことに驚きます。
「あたなは私にとって那須たかし、過去なんて関係ない！」
那須は紗耶香を抱きしめて「さーや、信じて僕はやっていない」と紗耶香に告げ彼女は頷くのでした。
そして、沙耶香は那須の痕跡を隠し、クローゼットに匿います。
又貫はサクッと部屋を探して、すぐに家を出て行きました。
やりすことができたと思った二人でしたが、又貫は鍵を落としたと言って再び強引に家に入り込みクローセットを開けてしまいます。
那須を庇い「逃げて！」と叫ぶ紗耶香は又貫をなんとか食い止め、那須はその隙に２階から飛び降り夜の街に消えていくのでした。
逃走から３６５日目
舞台は山形県鶴岡市へ
海岸線を走る車。３人の中年の女性が車で向かっているのは会員が3万人いるという振興宗教団体救心会の法話会でした。
その３人の女性は同じパン工場カスガパンにパート社員として働いている笹原浩子（若村麻由美）、近野節枝（高畑淳子）、大久保信代（藤吉久美子）。
法話が終わった後ロビーでグッズの販売会が行われました。
三人の女性の一人笹原浩子は入会も考えお念珠を購入をしようとして支部長の尾根と話していると突然「僕も買わせていただいていいですか？」と一人の青年が割って入ってきました。
久間（ひさま）と名乗るその青年は変装した鏑木慶一でした。
後日笹原浩子はパン工場で舅の介護のぐちをいう近野節枝に「姉が若年性アルツハイマー」であることを打ち明けます。そして誰にも言わないでと念押しして自分の甥が事件に巻き込まれて亡くなったことを話すのでした。
そこへ大久保信代が説教会の後に出会った久間を連れてきて紹介します。
「久間です。」と顔をあげた青年は一重瞼になった鏑木でした。
2話キャスト淡い恋の相手は貫地谷しほり
鏑木慶一（かぶらぎ けいいち）演:亀梨和也
二人を手にかけ脱獄した。ある目的のために色々な土地で名を変え、姿を変えながら転々とする。
幼い頃両親を亡くし養護施設で育つ。会社が倒産し、失業中に２人を殺害した容疑で逮捕される。
行く先々で関わった人を助けていく。首の後ろに特徴的なアザがある。
安藤沙耶香（あんどう さやか） 演:貫地谷しほり
ネットニュース配信会社に所属する記者。外注として雇ったwebライターの那須（鏑木）をひょんな事から自宅に住まわせることに。両親が亡くなり一軒家に一人で住んでいる。
渡辺淳二（わたなべ じゅんじ） 演:上川隆也
痴漢事件によって動画を拡散され仕事を失ってしまった弁護士。
高架橋から線路に飛び降りようとしたが、言い合せた那須（鏑木）によって救われる。
那須が紗耶香を紹介し記事を書いてもらうことにより失った信頼を取り戻すことができた。
又貫征吾(またぬき せいご) 演：音尾琢真
鏑木を取り調べ自白させた刑事。逃走した鏑木を執念で追い続ける。
最後まで鏑木を犯人だと疑わなかった。時には強引に捜査をすることも。
矢川直樹（やかわ なおき） 演：柏原収史
沙也加の元恋人。妻子のある身でありながら紗耶香と不倫を続けていたが破局。
妻と離婚し紗耶香とよりを戻そうと家を訪ねてくる。
笹原浩子（ささはら ひろこ）演：若村麻由美
井尾由子の実妹。パン工場カスガパンのパート社員。姉の息子の事件は内緒にしている。
久間（鏑木）が自分に興味を持っていることを敏感に察知し、鏑木慶一ではないかと疑う
近野節枝（こんの せつえ）演：高畑淳子
カスガパンのパート社員。夫、舅の三人暮らし。東京で一人暮らしをしている息子がいる。舅は認知症で介護に疲れている。息子が会社の金を使い子だという特殊詐欺に引っかかってしまう。
大久保信代（おおくぼ のぶよ）演：藤吉久美子
カスガパンのパート社員。同じ職場の節枝、浩子に宗教への入会を勧める。
説教会で知り合った久間を自分と同じ工場に勤める事ができるように紹介する
2話感想紗耶香との別れが切ない！那須の恋！
紗耶香と那須くんの穏やかな生活がうらやましかったよ…
家に帰ったらイケメンがご飯を作っていてくれるんだよ〜
そりゃ仕事を終えていそいそと帰えっちゃうよw
紗耶香ちゃんは面食いなんだな
元彼も性格はどうあれイケメンだった
刑事が紗耶香の家に来て那須を探すシーン。めちゃくちゃドキドキしました。
さすが中田監督です。ドキドキさせるのがお上手！
そして紗耶香を抱きしめ「僕はやってない。信じて」という切ない那須くんの言葉にキュンキュンしてしまいました。
それまで那須くんを疑っていた紗耶香でしたが、この時に「この人を信じる」という思いが固まったようでした。でもすぐにその後那須は姿を消すことに…。後悔しても仕切れないでしょうね。
それにしても仕事だとはいえ又貫本当に嫌なやつです。しつこいし紗耶香をベッドにぶん投げているし。
顔を見るだけでイライラしちゃいますw
渡辺弁護士はこれから冤罪で苦しめる人たちを助けると言っていましたね。
その時何か言いたげにしていた那須に違和感を持ったみたいですが、彼が逃走した記事を見て納得したんでしょうね。
渡辺弁護士はこれからも鏑木に関わってきそうな気がします。
そして鏑木は今度は久間（ひさま）と名乗り唯一の事件の目撃者井尾由子の妹笹原浩子の前に現れます。
どうやって新興宗教にハマりそうなことわかったのでしょうか？リサーチ力が凄い！
裸足で何も持たず逃げ出した鏑木ですが、荷物を警察に見られても大丈夫だったのでしょうか？
携帯は？お金は？とどうでもいいことが気になりました。
そして久間として現れた鏑木の一重瞼姿が…自分の知っている亀梨くんではありませんでしたw
まとめ
2話は那須と名乗った鏑木の束の間の休息と恋と弁護士の渡辺との関わりが描かれました。
紗耶香の家の２階から何も持たずに飛び降りた鏑木、次には海の近くの街に「久間」として現れました。
一体鏑木はなぜ笹原浩子の前に現れたのでしょうか？
3話、鏑木はどのような行動を取るのでしょうか？気になります。
