ドラマ「秘密」トップシークレット2話では貝沼のエピソードのほかにコンビニ店員が4人の人物を手にかかる事件が発生してしまいます。
それはどんな事件だったのか原作と予告からネタバレしていきます。
あくまでも予告ですのでご了承くださいね。
秘密トップシークレット2話ネタバレ!コンビニ店員殺人事件、美人脳とは?
美人脳とは?それは自分の心を平衡を保つために自分が美人だと勘違いし、それを信じ込んでしまうことです。
コンビニ殺人事件を起こした犯人にはそうならざるおえない辛い理由があったのでした
ドラマ秘密第2話では
◆貝沼の自殺と正体と鈴木の運命
◆コンビニ店員が起こした殺人事件
◆第9に転属となった岡部が薪を信頼するまで
が描かれます。
貝沼の自殺と正体については別の記事でネタバレしていますのでお時間のある方はぜひ
コンビニ店員殺人事件のあらまし
コンビニ店員小島郁子が起こした惨殺事件
加害者小島郁子(40歳)自宅で認知症の父親の介護をしながらコンビニで働いていた地味な女性。
ある日自分の勤めているコンビニの休憩室にいた2人を包丁で滅多刺しにして殺害。
逃げた一人を繁華街まで追いかけ通行人を巻き込み殺害しその後自殺をしています。
犯人小島郁子はどんな人物だった?
まず第九は被害者の大学生佐藤佳代子の脳をスキャンします。
佳代子に見えていた郁子の姿が映し出されました。
それはひらひらとしたレースやリボンがたくさんついた姫系の服を着た太っていてメガネをかけた地味顔の郁子の姿でした。
◆郁子は年甲斐もなく少女趣味でひらひらの服を着ていたこと
◆虚言癖があったこと
◆佳代子の恋人の山崎が郁子の世話を焼くことが面白くなく敵意を持っていた
ことがわかります。
郁子はどんな人物?
◆6年前母親を癌で亡くし、その年に父親の認知症が発症
◆東京での仕事を辞め父親の介護生活に
◆当時婚約者がいたが破談
◆父親の認知症はかなり重症
◆過去に自殺未遂を起こして入院していたこと
など彼女が上記の出来事をどのように受け止め生きてきのかを薪たちはリアルに感じ取ることになります。
郁子は一人っ子であり父の介護は自分のみ、これからもずっと父親の面倒を見ながらただ歳をとっていくことに失望していたのです。
自殺未遂後郁子は美女に変身?
自殺未遂から退院した郁子が初めて見た洗面台の鏡に映る自分はモデル体型の美女でした。
でもそれは彼女の見た目が変わったわけではありません。
彼女の脳は精神のバランスを保つために自分が美しいという幻影を彼女に見せたのです。
美しい自分とやさしい周りの人々。
そうやって夢を見ることで彼女は辛い生活のバランスをとり父の介護やアルバイトなど普通の社会生活を送ることができたのです。
そのバランスを破ったのはもう一人の被害者山崎正でした。
山崎は親切心から郁子を助けようとした結果が…
山崎は最初から郁子に対し何の悪意も偏見もなく接してきた優しい男性でした。
そして父親の介護をしている彼女の手助けをするようになり相談にも乗っていました。
彼は彼女の妄想癖を「治さなくてはいけない」「現実を見なくてはいけない」と諭し精神安定剤を渡します。
山崎のススメなのだからと薬を飲む郁子ですが、彼女は薬のせいで生きるために必要だった夢の世界から引き戻されてしまうのです。
もう未来はいらない。追い詰められた郁子は
郁子が鏡を覗き込んでももう美女に見えることはなくなってしまいました。
見えるのは40歳のシミもシワもある現実の自分のみ。
彼女は生きていく希望を無くしただ介護生活と歳をとった自分という現実だけが突きつけられたのです。
「どうして、どうして私に見せたの?」(予告より)
郁子は自分を現実に引き戻した山崎を滅多刺しにしまった悲しい事件なのでした。
秘密トップシークレット2話ネタバレ!岡部と薪の関係を描く?
岡部は捜査一課にいましたが第九に配属になります。
このコンビニ店員殺人事件は岡部が刑事として担当していましたが、第九に移動になっても引き続きコンビニ店員殺人事件を担当します。
しかし岡部にはもう一つの使命がありました。
それは薪が第九のトップにふさわしい人物であるかどうかを見極めること。
貝沼の記憶をみた自分者は薪以外は全て健常ではありません。それほどの脳を見た薪が貝沼の記憶に影響されて精神に異常をきたしているのかもしれないと考える警視総監からの直々の命令でした。
スキャンされた脳の記憶データに驚く岡部
元々岡部は第九は必要がないと思っていました。
彼は古いタイプの刑事で、実際に聞き込みをして集めた資料や情報から犯人を導き出すタ捜査官です。
しかし今回のコンビニ定員殺人事件で被害者の脳のスキャン動画を見て衝撃を受けます。
自分たちが何日もかけて集めてもまだ曖昧出会ったことが鮮明にわかること、また自分たちが「犯人」と思って容疑者を見る目が偏見に満ちていたのかがわかり衝撃を受けます。
薪の冷静な判断力と犯罪を憎む気持ちに同調していく
薪は被害者だけでなく加害者の脳をスキャンすることを命令します。
岡部は被害者の記憶だけで十分なのではないのかと薪に進言しますが
薪は被害者の脳はいわば検察側の証拠であり、加害書の記憶は弁護側の記憶。
両方見ないとは判決をくだせないとその意見を退けます。
岡部は被害者側の記憶だけ見て
若い男にいれあげた変な格好をした中年女が思いが通じないために逆上してその恋人までも殺した
と思っていたのでした。
しかし加害者の脳をスキャンして事件には全く違う側面があったことを知った岡部は第九は必要なのだと思うように。
そして薪を認め呼び方を室長から薪さんと変えるのでした。
青壁は見た目は無骨ですが人の気持ちを察したりするのに長けた人物で今後薪にとって信頼できる部下になっていきます。
秘密トップシークレット2話で語られる二つの事件の重要な意味は?
2話で映像化される二つの事件は今後の薪にとって重要な意味を持っています。
貝沼の事件の意味
貝沼の事件は鈴木の死も相まって薪を苦しめることになります。
この事件をきっかけに薪は常に防弾チョッキを着ることとなりあまり笑わなくなってしまいます。
時々鈴木の幽霊や貝沼の幻覚を見ることも。
コンビニ店員殺人事件の意味
コンビニ店員殺人事件は第九の脳スキャンのシステムで見れる記憶はあくまでも本人の主観で、必ずしも事実ではないことを視聴者に知ってもらうためでしょう。
1話ではそういう説明話されていません。
そしてももう一つ薪にとって忠実で信頼できる岡部という部下ができること。
そして第九の総裁の意味が明らかになることでしょう。
被害者の記憶がが検察側、加害者の記憶が弁護士側。
納得です。
監察医のドラマでは「なくなった方は話ができないので遺体を解剖して声をきく」というのがテーマだったりしますが、もしこのドラマのシステムが確立されたら脳スキャンがメインとなって監察医の出番は少なくなりそうですね。