クジャクのダンス、誰が見た?は原作は同名の漫画です。
この作品はこのマンガがすごい!2024にエントリーされた人気作。
読み進めるほどの謎が謎を呼びどんどん物語に引き込まれていきます。
原作はまだ未完。ドラマではどのような展開になり犯人は誰でどの様な結末になるのか。考察好きにはたまらないドラマになりそうです。
クジャクのダンスとは何なのか?
考察のために必要な途上人物の過去、原作あらすじをまとめています。
クジャクのダンス、誰が見た?原作あらすじ
原作は同名の人気コミックでこのマンガがすごい!2024にもランキングしていますがまだ完結していません。
なので結末はオリジナルになると思います。別の結末を導き出すためにストーリーも改変されるでしょうね。
最近は原作者とのコンセンサスをしっかり取ってドラマ政策を進めるような流れになっていますので原作者が納得できないような終わり方にはならないと思います。
原作:浅見理都
コミック:講談社1〜6巻
KISS連載中
2025年春第7巻で完結予定です。
ドラマと同時期に完結になる確率が高いです。
他にイチケイノカラスも浅見さんの作品なんだね
4巻が紙で入手しづらい状況なのですが、ありがたいことに1〜4巻重版がかかることが決定しましたので、4月発売の5巻と同時に4巻も書店に並ぶのではないかと思います!紙派の方、お待たせしてしまい申し訳ないです。もうしばらくお待ちいただけると幸いです。#クジャクのダンス誰が見た? pic.twitter.com/Liqt9DHca4
— 浅見理都 (@asami_rito) February 29, 2024
それは22年前の事件から始まっていた
心麦(広瀬すず)は早くに母をなくし、元警察官の父に愛されて幸せに育った女子大生。
クリスマスイブ、心麦は父春生(リリー・フランキー)と屋台のラーメンを食べてから友達と映画に出かけます。
家に戻ると家が燃えていて、その火事で父春生は命を失ってしまいます。
犯人はすぐに逮捕され、それが22年前春生が担当した事件の犯人で死刑囚の息子遠藤友也(成田凌)であることがわかります。
遠藤は父が冤罪で逮捕されたと信じていて春生を恨んでいたと思われましたが、黙秘して放火の詳細については語っていません。
春生の死は22年前の事件と深く関わっていたのです。
心麦はお父さんがそんな事件を担当していたとは知らなかったんだね
春生さんは昔は敏腕刑事さんだったんだけど、
母親が亡くなった後心麦を育てるために警察官に移動を希望していたんだにゃ
春生の遺書の内容とは?
春生との思い出の屋台のラーメン屋を尋ねると店主から春生から心麦にわたしてほしいと頼まれていたものがあると茶封筒が渡されます。
それは300万円と一通の手紙でした。
その手紙には自分が殺されるであろうとの予想と数人の名前が記されていました。その名前にある人物が逮捕されたら冤罪です。と書かれていて、その中に逮捕された遠藤友哉の名前も入っていました。
そして相談するように書いてあったのは弁護士の松風義輝だったのです。
松風を訪ねる心麦だったが
心麦は思い切って松風義輝に相談に行きますが、彼は父春生とはなんの関わりのない人物でした。
心麦は松風の事務所を訪ね、春生の手紙をを見せ、遠藤友哉の弁護を依頼しますが、全く面識のない春生の娘から自分の父親を殺したとされる容疑者の弁護を頼まれたのですから松風には依頼の意味がわかりませんでした。
もしかしたら手紙は心麦の捏造で遠藤友哉を確実に犯人に仕立てるために誘導しているんじゃないのかと聞き返し、心麦を怒らせてしまいます。
心麦の春生を信じる気持ちに動かされる松風
一旦は断ったものの松風は遠藤友哉の接見に出かけますが、何も話してもらえませんでした。
その帰りに春生の手紙を川に捨てようとしている心麦に出会いそれを止めます。
心麦は昔春生に話してもらったジャングルで踊るクジャクのダンスの話を松風にします。
誰も自分の犯罪を見ていなかたったとしても、罪を犯さなかったことにはならない。
心麦が吐露した父を信じたい、信じる強い思いを聞いた松風は心を動かされ遠藤友哉の弁護を引き受けることにするのでした。
週刊誌の記者が心麦に目をつける
心麦が写真が焼け残っていないかと家の焼け跡に行くと不審な男が忍び込んでいました。
男は週刊誌の記者神井と名乗りました。
その後も何かにつけて心麦の周りを嗅ぎ回る神井に松風は心麦がとても危なっかしく思えてしまいます。
それで自分の事務所の事務員として雇い見守ることにするのでした。
父を殺した容疑で逮捕された遠藤友哉、心麦の周りを嗅ぎ回る週刊誌記者、春生の部下であり親交のあった赤沢、ラーメン屋の店主染田、周りの人間に翻弄されながら
複雑な過去が絡み合った謎に二人は真実に一歩ずつ近づいていきます。
クジャクのダンス、誰が見た?タイトルに込められた意味
クジャクのダンス、誰が見たってとても不思議なタイトルですよね。
一体どういう意図を込めてこのタイトルがつけられたのでしょうか?
ジャングルで踊るクジャクのダンス、誰が見たはインドの哲学の言葉
ヒンディー語で「ジャングルの中でおどるクジャクのダンス、誰が見た?」ということわざがあります。
クジャクがダンスを踊っていたのが真実でも誰も見ていなければダンスをしていないと同じことなのか?と問いかけです。哲学ですね。
誰かが見ていなければそれはなかったことになるのか?という意味も含まれています。
この諺を心麦(こむぎ:広瀬ずす)が弁護士松風義輝(松山ケンイチ)に言い、協力を求めたのです。
物語でこの言葉はどのような意味を持つのか?
なぜ心麦はこの言葉を松風に言ったのか?
父は心麦が幼いころやってもいないことを犯人にされて悔しがって春生に話した時に言われたことです。
ジャングルで踊るクジャクのダンス、誰が見たの話をしてこう言ったのです。
クジャクが本当に踊っていたかどうかはクジャクにしかわからない。
つまり例え罪を隠したとしても自分がやった事の罪からは逃れられない。と。
これは物語の主軸になります。
一体だれが犯人でその罪とどう向き合うのか?
クジャクのダンスは22年前に起こった事件の真相であり、それを解き明かすために必死に縋る心麦に心を動かされた松風は協力することにするのです。
クジャクのダンス、誰が見た?原作ネタバレ!とタイトルの意味は?のまとめ
タイトルに込められた意味と登場人物の複雑な過去を紹介しました。
みなそれぞれ複雑な過去がありそれが絡み合っていて複雑な伏線が張り巡らされています。
この物語は原作がまだ最終回を迎えてないことから考察するのが楽しみになるドラマになりそうですね。
自分の最初の印象では春生の部下で現役の刑事の赤沢が怪しいw
話数ごとの考察は視聴後にしていきたいと思います。