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【海に眠るダイヤモンド】百合子の母の病気は何?姉と共に百合子の被曝の可能性も

【海に眠るダイヤモンド】百合子の母の病気は何?百合子も発症して亡くなる可能性も 海に眠るダイヤモンド

海に眠るダイヤモンド2話の放送が終わりました。

2話は百合子がただわがままな子ではなくて内に秘めた何かに葛藤している様子が描かれていました。

両親とはうまく行っていない様子の百合子でしたが、母親は病気のようでしたね。

百合子の母親の病気は一体何で何が2人の溝を作ってしまったのでしょうか?

海に眠るダイヤモンド百合子の母寿美子の病気は何?

寿美子は長崎で被爆して原爆症を発症していると思います。

和尚が百合子に「お母さんの具合」を尋ねると

「お医者様に見てもらって薬も飲んでいる、よくなりゃしないわよ」

と答えています。

長崎は第二次世界大戦で原爆をアメリカ軍に原爆を投下されています。

長崎に行った百合子は天主堂の屋根を恨めしげに眺めていましたね。

原爆症とは

原爆症は急性障害と後障害に分けられます。

急性障害が直接的に原爆により直接的に起こる障害

⚫︎やけど

⚫︎骨折・外傷

⚫︎吐き気・脱毛・だるさなど

後障害(被曝後4ヶ月以上経って症状が現れるもの)

⚫︎ケロイド・被曝白内障・小頭症・白血病

どういう人が原爆症になったのか?

⚫︎原爆に被爆した人

⚫︎救助のために被災地に入った人

⚫︎黒い雨を浴びた人

⚫︎母親の体内にいた胎児

原爆症は後から発症することも多いです。10年、20年経ってから発症することも。

体力・抵抗力が弱く、疲れやすい、身体がだるい、などの症状が続き、病気にかかりやすくなり、一旦かかると重症化するという傾向があります。

百合子の母寿美子はこんな病状ではないでしょうか?

当時は放射能により起こる症状に対する知識がないことから外見上に問題がないとなかなか理解されたいことが多かったようです。

百合子の母寿美子が原爆症だと思う理由は?

台風の夜の百合子の言葉

台風の夜に停電になって百合子が探すと寿美子は祭壇の前で祈っていました。

百合子は「神様なんていないんだよ!浦上のうえもピカが落ちたんだよ」

と母に言うと百合子の頬を平手打ちにされてしまいます。

それに反発した百合子は祭壇にあった十字架とキリストの絵と自分が身につけていたマリア様のペンダントを窓の外から投げ捨ててしまします。

百合子の言ったピカとは長崎に投下された原爆のこと。

そして浦上というのは1話で玲央をいづみが見た大きな教会浦上天主堂のこと。浦上天主堂は爆心地にあり、原爆でほぼ全壊しています。

左腕の手袋

百合子の母はいつも左腕に手袋をしています。何か病気で手がうごかせなくなる病気があるのかな?と思ったのですが、ちゃんと腕は動くようなので何かを隠すものだと思いました。

左腕の手袋は原爆で負ったケロイドを隠すものだと思われます。

具合が悪く定期的に医者が自宅に来ている

「お医者様に見てもらって薬も飲んでいる、よくなりゃしないわよ」の百合子のセリフで長い間患っていて治る見込みのない病気と考えると原爆症の可能性は高いと思われます。

姉が原爆で亡くなっている?

祭壇には子供の写真が飾られていました。

見た感じでは女の子とも男の子とも取れるような顔でしたが、子役の事務所が竹井梨乃さんんが姉の森千鶴を演じたことを投稿しています。(現在は投稿を消されていて見ることはできません)

それで母の寿美子は宗教にのめり込んでいるのだと想像しました。

そして逆に百合子はこのことで神様を信じなくなってしまったのでしょうね。

一口メモ

2話で百合子が長崎で浦上天主堂の屋根を眺めているシーンがありました。

あのシーンは現実にはあり得ないシーンです。

現在の建物は原爆投下から約14年後の1959年にコンクリートで再建されたのち、1980年にレンガタイルで改装し、当時の姿に似せて復元されました。

百合子が眺めていたのは1955年ですからまだ再建される前ということなので浦上天主堂が見えることはないのです。

険悪な親子関係になったのは他にも理由がありそう

ただ、被爆して兄弟が亡くなっただけでは百合子があそこまで母親に反発することはないと思います。

なので2人がうまくいかなくなったのにはさらに深い理由があると思います。

想像ですが、

亡くなったのが母が溺愛している姉で百合子が助かったことに不満を口にしたことがある

例えば「あなたが死ねばよかったのに」みたいは発言をして百合子の心に深い傷を作ったとか。

姉が亡くなった原因が百合子にある

ミサをすっぽかして出かけようとする百合子に対してじっと見るだけで何も話ない母親に「何かあるならどうぞ」と反発していますが何も言わない寿美子。

自分は百合子は「本当は言いたいことがあるんでしょう」と言いたいのかなと思ってしまいました。

また百合子はお父さんともあまりうまくいっていないように見えました。

もしかしたら再婚で本当の父親でないのかもしれません。

海に眠るダイヤモンド姉と共に被爆した百合子が発症する可能性も

長崎に原爆が投下されたのは1945年8月9日11時2分です。

百合子は1955年に大学を卒業して端島に戻ってきているので22歳。原爆が投下された時12歳だったと思われます。

父親基人は鷹羽鋼業の外勤の上職についていますので、外部から来た人間の可能性は高いです。

母が被爆者とすれば長崎から転勤で端島に来たのではないでしょうか?

2話では神父様を島に呼んでミサを行っているようでした。島には教会がないのですね。

お寺はありますので親の代からずっと住んでいるのなら仏教信者だったのではないかと思います。外からやってきたと考えてもいいですね。長崎はキリスト教の信者が多いですから。

賢将も小学5年生の時に端島に引っ越してきて、幼馴染となっているのであり得ると思います。

それを踏まえて百合子は長崎で原爆を体験し、姉を亡くしていると思います。

また被曝しているのであれば放射能によって妊娠しずらい体になっていたり、子供が何らかの障害を持って生まれてくる可能性もあるわけです。

だから百合子は「子供が嫌い」と言っているのかもしれません。

そして今後発症し早世してしまう可能性も十分考えられますね。

原爆の辛い体験が神様を信じなくなった原因

百合子に被爆体験があり姉を亡くしているのであれば彼女が神を信じていないのには納得がいきます。

日曜に長崎に向かうのは「ミサ」に行きたくないからでしょう。

でも信仰を捨てられないのは心の底では神を信じているのか、それとも悲しい2世信者の宿命なのでしょうか?

端島のミサでは女性がベールをかぶっていたことから戒律の厳しい「カトリック」だと思われますね。

百合子が原爆症で物語に与える影響を予想

百合子は「賢将は本当に好きな人には触れられない」それを知っていて賢将と付き合っています。

そして賢将が朝子のことが好きだということにも気づいています。

百合子はとても繊細で敏感な子なんですね。

スクエアダンスの練習の時に1人輪の外にいて幼馴染たちを俯瞰で見ている百合子がなんだか寂しげでかわいそうでした。

百合子は賢将のことが好き

でも本気では付き合ってもらえない

裏を返せば本気でなくてもいいから付き合っていたい、というのが本音なのでしょう。

悲しい女心ですね。

だから朝子のことは好きでも意地悪をしてしまうし、鉄兵とリナをくっつけようとしたりしてしまいます。

一見意地悪のようですがこれは「早く鉄兵を諦め賢将と付き合え」という彼女の幼馴染たちの幸せを思う切ない気持ちが隠されているように思えます。

なので百合子が鉄兵を恋愛というスタンスで好きだったということはないと思います。

病気の発症で5人の関係も変わってくるのかも

2話で鉄兵は大学時代百合子が好きだったことを告白しています。

でも百合子は「本気で好きになってくれる人にいい加減な気持ちで付き合えない」と鉄兵を振っています。

「だった」と過去形で告白したのは鉄兵は賢将と百合子を応援するために恋心を封印して諦めていたのでしょう。

でも病気が発症した時に百合子の気持ちに変化が現れると言うことはあるのかも。

元々鉄兵は由里子が好きだったわけですから2人が結ばれるのかもしれません。

リナは進平を好きになりそうな感じですね。

海に眠るダイヤモンド百合子の母寿美子の病気は何?まとめ

百合子の母寿美子の病気は被曝による原爆症で左でのケロイドと倦怠感や虚弱体質などの後遺症だと思います。

見た目にはわからなく当時は放射能が人体にどう影響するのかわからなかったこともあって病院に行ってもなんともない、と言われてなぜ体調が悪いのか悩む人が多かったとか。

百合子の母寿美子も床に臥せっていることが多いようですね。

終戦当時は百合子の家族は長崎にいた可能性がありそうです。

もしそうなら将来百合子も原爆症の発症で白血病などの不治の病で亡くなる可能性もあるかと思います。

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