ドラマも終盤に入ってきましたね。
10話は原作の小さなエピソードの寄せ集め回になりそうですが、鹿乃子お母さんの愛情溢れる話でほっこりできそうです。
原作からドラマ10話のネタバレをします。
ネタバレを読みたくない方はそっと閉じてくださいね。
嘘解きレトリック10話原作ネタバレ!母フミが鹿乃子に会いに?
このエピソード原作コミック第5巻22話に収録されています。
鹿乃子が祝探偵事務所の住所を書いて手紙を送ったことで田舎から母フミが九十九屋町を訪れます。
今まで鹿乃子は手紙は書いていたものの住所を入れてなかったのですね。
原作では母フミは左右馬と並んでも違和感がないほど若くて可愛い設定です。
ドラマのフミ役の若村さんは綺麗!て感じだよね
迷子になりたまたま声をかけたのが左右馬だった
鹿乃子の手紙に書かれた住所を頼りに来たはいいもののなかなか祝探偵事務所に辿り着けないフミはたまたま通りががかった左右馬に声をかけます。
面倒くさがりの左右馬は適当にあしらおうとしますが、「娘がお世話になっていて」という言葉を聞いて道案内をすることにします。
もちろん左右馬は自分の正体は明かさずに色々なカマをかけてフミの鹿乃子に対する気持ちを言葉にさせるように仕向けていきます。
鹿乃子の母だけあってフミは繊細で色々考えてグルグルしてしまうところも似ています。
半ばからかい長ら左右馬はフミの本音を引き出していきます。
フミは本当に鹿乃子を心配し、愛情を持っていましたが、自分の言葉に嘘が混じっていて鹿乃子に見抜かれることを恐れてうまく接することができなくなっていたのです。
会話だけでどんどんフミの気持ちを解きほぐし、
本当の気持ちに気づかせる左右馬がすごすぎ!
鹿乃子に会いに来た目的は?
左右馬と話をしてフミは気づきました。
どうして祝先生は鹿乃子とうまくやっていけるのだろうか?
自分はそれが知りたかったのかもしれないと。
フミは一目鹿乃子の姿を見て会わずに帰るつもりでいましたが左右馬に「とても娘を愛していると思えない」と指摘されます。
その理由は下記のようなものでした。
手紙が来ても返事を書いていない
一年近くほったらかしていた
会いに来ても本人には会わない
来たことすら鹿乃子に知られたくない
会えば鹿乃子を傷つけてしまう。そう思っていたフミでしたが、自分が何もしていないことに気づくのでした。
そして祝探偵事務所に着いたところで左右馬は自分が祝であるとネタバラシをします。
見たことのない鹿乃子の姿に自分の間違いを気づくフミ
左右馬はいいます。
「嘘を見破られるより、本当のことを信じてもらえない方が辛い」
フミは嘘を見抜かれることばかりに気を取られて鹿乃子に本当のことを伝えていなかったことに気づきます。
そして九十九夜町の鹿乃子が怒ったり笑ったり歌ったり踊ったりと楽しく暮らしていること知ったのです。
そして本当の気持ちを伝えようと思いながら鹿乃子の帰りを待つことにします。
嘘解きレトリック10話原作ネタバレ!嘉助と利市のトラブル
このエピソードは原作コミック第5巻23話です。
その頃鹿乃子は偶然尻尾髪の利市が本屋の店先で丁稚姿の少年に嘘をつかれているところに出くわしていました。
利市から代金を受け取けとって在庫を探してくると店を離れた少年は嘘をついていました。
それに気づいた鹿乃子は少年の後を追いかけていき声をかけると少年は逃げていきますが、鹿乃子が猫を捕まえるようの網で少年を捕まえることができました。
利市の優しさに触れて改心をする嘉助
少年は嘉助といい挽物屋で修行をしている身でしたが、不注意で破いてしまった本と同じものをこっそり買いに来たのですが、お金が足りなくて利市を騙したのです。
実はその本は嘉助が破いたのではなかったのですが、正直に言ってもどうせ自分が疑われる、いつもそうだったと、何をどうしても自分のせいになるんだ、といいました。
利市はそんな嘉助に足りない分をいくらか出してあげようとします。
それは決して施してやろうというような上からの目線ではありません。
いいことがあったら嫌なことひとつ帳消しにしなそう言って笑う利市のおおらかさと優しさにふれ嘉助も自分ばかり拗ねていられないと親方に正直に話してみると帰っていくのでした。
母フミと鹿乃子との再会
鹿乃子が事務所に急いでいると六平にあいます。
何気なく六平は左右馬がしっとりとした美人と歩いていたと聞いてちょっぴり嫉妬を覚える鹿乃子です。
事務所に帰るとそこには母フミの姿がありました。
フミは鹿乃子を抱きしめ一番伝えたかったことを伝えます。
なんて言ったのかにゃ?
それは秘密!ドラマか原作を読むかして!
そしてくら田へ行き、鹿乃子が九十九夜町の優しい人たちに囲まれ「自分らしく」生きているのかを知ったフミは鹿乃子が家から出て別に暮らしたことは必要なことなのだったと思うのでした。
嘘解きレトリック10話原作ネタバレ!内緒のクリスマス
第10巻47話のエピソードです。
鹿乃子はクリスマスは絵本で読んだだけで実際にやったことがないとタロにいいます。
それを聞いたタロが鹿乃子を喜ばせようと内緒でクリスマスパーティをやることを提案し、くら田の女将や大将、馨を巻き込んで準備を始めます。
左右馬も協力を頼まれますがそれには大問題が。
そうです。嘘を聞き分ける鹿乃子に内緒にするには至難の技だからw
案の状皆が嘘を着いているのがわかる鹿乃子は皆の嘘に動揺してしまいます。
その様子を見た左右馬がしたことは?
いつにも増してほんわかエピソードだにゃ
嘘解きレトリック10話原作ネタバレ!まとめ
鹿乃子の母フミが九十九夜町を尋ねてくるエピソードを中心に利市の事件、クリスマスのほんわかエピソードがドラマになります。
ほぼ原作通りですが、クリスマスは10巻です。
時期的にもちょうどいいですね。このエピソードの左右馬の優しさが二人の距離をさらに近づけることになりそうです。
あと残り1話、最終回はどうなるのか?史郎の絡んだエピソードになるのかな?気になります。