嘘得レトリック2話では「松葉牡丹の君」のエピソードがドラマになるようですね。
3話では親友であるはずの祝が嘘をつき、なぜ嘘をついたのか?を鹿乃子が真相を突き止める話となるようです。
3話松葉牡丹の君のエピソードと事件の解決について原作に則って説明します。
嘘解きレトリック3話ネタバレ!松葉の君とは?
祝いが大好きでよく食べている「九十九焼き」。お弁当屋を営んでいる老婦婦が残り物を饅頭の具を詰めて焼いて売っているお焼きのような物です。
おばあさんは中身の取り合わせが微妙なので祝はいつもおじいさんが作っているものを買っているのです。
ある日祝はそれを馨に自分が購入した九十九焼きを馨にご馳走します。
すると数時間後に馨の体に異変が…
馨が食べるとちょっと味に異変がありました。
祝がいうにはその九十九焼きは3日前に購入したもの。
薫はそれを食べてしまいその後お腹が痛くなってしまいます。
(祝は全く異常なしw)
街中で具合が悪くなってしまった薫は道路に倒れ込んでしまいます。
そこへ一人の女性が現れ馨を介抱してくれます。
薫は顔まで確認できなかった女性の半衿が松葉牡丹だったことだけを覚えていました。
その後回復した薫はその女性にお礼をしたいと思い探していたのですが、手かがりは着物の半衿の松葉牡丹のみ。
なので薫はその女性を「松葉牡丹の君」と名付け命の恩人として探しているのでした。
嘘解きレトリック3話ネタバレ祝が馨についた嘘とは?
とある日薫は祝に新聞の記事を持ってきます。
それはとある料亭がオープンしたという記事。そこには店主や中居が映った写真でした。
何かと思えばその記事の写真に写っている中居の一人が松葉牡丹の君ではないかと疑問を持ち祝に確認するためでした。
祝は馨が倒れた時その場にいたので松葉牡丹の君を目撃しています。
なので薫は祝に確認したかったのですね。
けれども祝は「違う 全然違うぞ」と馨に言い放ちます。
鹿乃子にはそれが嘘だとわかってしまいます。
でも祝にことの真相を聞くことができませんでした。
祝は鹿乃子の嘘を見抜く能力があることを知っています。知っていてもなお鹿乃子の前で嘘をついたのです。
鹿乃子はそれを暴いて祝に嫌われたくないと思ってしまいました。
信頼していた祝が最も親しい友人に嘘をついたのを知ってしまい鹿乃子はその真意を明かにしようと馨が持ってきた雑誌の写真の料亭の松葉牡丹の君と思われる女性を訪ねようと思いつきます。
鹿乃子が松葉牡丹の君に確かめようとしたまさにその時、鹿乃子の前に祝が現れます。
祝には鹿乃子の考えはお見通し
驚く鹿乃子に祝は「(彼女が松葉牡丹の君がどうか)確認しないの?」と言います。
鹿乃子の考えなど祝にはお見通しでした。
自分を信じている祝にこそこそと真実を嗅ぎ回ろうとした自分に対し嫌悪感を持った鹿乃子は真っ直ぐに向き合いたいと思い思い切って祝に「どうして嘘をついたのですか?」と聞くのでした。
そこに祝と鹿乃子が古道具を売ったお店の主人が飛び込んできます。
松葉牡丹の君に
「あいつが俺の財布を盗んだんだ!」
と言い募ります。
その女は「身に覚えはございません」と答えますが鹿乃子にはそれが嘘だとわかってしまいます。
祝には松葉牡丹の君が介抱ドロだとわかっていた?
鹿乃子は松葉牡丹の君の嘘を即座に祝に伝えます。
すると祝は
「うん、介抱ドロ。みんな美人のことはよく覚えているんだよね」と驚きもせず答えました。
祝は馨が介抱された時に彼女がお財布をすろうとしたことに気づいていたのです。
松葉牡丹の君は祝に気づかれたことを察し財布を盗むのをやめたのでした。
事件の真相は?
実は古道具屋も松葉牡丹の君に介抱ドロにあっていましたが、素性が分からず諦めかけていました。
そこへ鹿乃子に馨からもらった松葉牡丹の君が写っている雑誌の切り抜きを見せられ「この店に行くにはどうすればいいのか?」と聞かれました。
そこで古道具屋の主人は自分の財布をスった女に気づいたのでした。
もちろん祝には鹿乃子の行動も古道具屋の主人の行動も想像の範囲内でした。
祝はなぜ馨に嘘をついたのか?
・それは実際薫は被害を受けていなかったこと
・彼女の姿をよく覚えていなかったこと
・彼女が泥棒であることも気づいていなかった
以上のことからわざわざ知らせて無駄に傷つける必要はないと思っていたからなのでした。
全てを見通していた祝の洞察力
祝は自分が動かなくても自分の嘘に気づいた鹿乃子が動くことを見越して後をつけてきていたのでした。
そしてあまりにも自分の思う通りに動く鹿乃子を面白がっていたのでした。
嘘を見抜ける鹿乃子でも祝にかかったらすっかり騙されてしまうことを知らしめるためでもありました。
本当は嘘を見抜く鹿乃子のことを嫌いにならないか心配している鹿乃子に対してその気になれば君を騙すこともできる。だから安心していいんだよ。ということを伝えたかったのです。
そして祝は「君の能力をただ便利なだけとは思っていないこと」「一緒にいると嘘を見抜く方も見抜かれる方もしんどいこともあるけれどもう君は人じゃないんだから一緒に抱えるよ」と鹿乃子に伝えたのでした。
それを聞いた鹿乃子は先生の力になりたいと心から思うのでした。
まとめ
事件は無事に解決しました。
事件時代は介抱泥棒であり軽い事件でしたね。原作を読んだ時これで1話になると思っていませんでした。
でも鹿乃子にとっては祝に受け入れてもらえたと実感できた重要な事件でした。
これが嘘解きレトリックのいいところなんですね。
普段はだらしなくいい加減な祝ですが、事件を追うごとに鹿乃子の気持ちを察しどんどん居場所を作ってくれて
鹿乃子がどんどん救われていく。
毎回最後にはほっこりできるお話になっています。
次の放送も楽しみにしています。
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絵が綺麗なので物語に入り込みやすいですよ。
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