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【笑うマトリョーシカ】最終回感想!つまらなかった理由5つ!

【笑うマトリョーシカ】 最終回感想!つまらなかった理由5つ! 笑うマトリョーシカ

笑うマトリョーシカがとうとう放送が終わってしまいましたね。

リアタイでどういいう結末になるのか楽しみにしていました。

最終話、私は尻窄み感がすごいなぁと思いました。

皆さんはどう思いましたか?

私がつまらないと思った理由を5つお話ししていきたいと思います。あくまで個人の解説、感想なのでご了承くださいね。

笑うマトリョーシカ最終回感想!つまらなかった理由5つ!

最終回の一番の感想は道上の行動が一貫していないので彼女の言動が全く理解できないということかなぁ。

とにかく時間が足りずに道上の気持ちがどのように動いていったのかの描写が少なかったような気がします。

BG株の話が思いの外しょぼかった

初回の道上のお父さんのインパクトはすごかったのに、解決はなんかしょぼい。

結局は総理大臣の羽生雅文(大鷹明良)の秘書のリークによって黒幕が清家の父和田島であること、それを清家一郎も知っていたということを聞かされることに。

散々追いかけてきた事象の真相が他者のリークによってわかるとかジャーナリストとして無能すぎません?

BG株の件を握り潰したのは和田島、それを知っていて何食わぬ顔で道上に近づいた一郎。

確かに一郎の罪ではありませんが、道上はもっと怒っていいような…

そしてその件は公にしなくて良かったの?オフレコのリークなので無理か…

なんにしてもハヌッセン探し中心でBG株についてはあっさり感が否めなかったです。

道上が書いた本にはどこまでのことが書いてあったのか?

今までのことを赤裸々に書いたのなら、つまり一郎が幼い頃から母親にコントロールされてきたことや鈴木のことなどを書かれてしまっていたらいくらバカな国民でも「やばい奴」となるのではないのでしょうか?

なら、道上は一郎の何を本に書いたのでしょうか?疑問でしかありません

ドラマは最終回の1話前が面白い説

全話通して一番盛り上がったのは10話の美和子(亜里沙)の告白の部分でしょう。

途中で現在の姿からビジュアルが若い頃の美和子に変わるのがめっちゃ怖かったし、不気味でした。

あの集まりで話は完結していたんですよね。

道上が一郎のブレーンになるのは要らなかったと思います。

ブレーンになるのなら一郎の魔に取り憑かれコントロールすることに誘惑されブラック道上になるくらいの描写が欲しかったなぁ、で山中に叱責され、父のことや家族のことを思い我に帰ってBG株のスクープを書くことにするとかね。

もしく道上が完璧にブラックブレーンになって一郎をコントロールし始めるみたいなのも見たかった。

道上の家族の話も要らなかった

元々、なぜ既婚、子持ちにしたのか?すっごく子供思いの母親設定ではなかったですよね〜。

仕事に夢中になりすぎて子供のこと忘れちゃったっりしてたよね。

子供が危険に晒されそう、という危機的な回もあったけど道上の勝手な思いこみだっただけとか。

5年後には夫と復縁して家族で暮らしているのかと思いきや、やっぱり別居していましたね。

忙しいので同居は無理で、籍は戻しても別居している設定なのかもしれませんけど。

これ必要だったかな?それよりももっと他に時間を使って欲しかった。

一郎が可哀想な子扱いだったのが…

今まで色々な人にコントロールされていたのは事実であるれど、それを切ったり欺いたりする能力、判断力はあるわけで、一郎はかなりのサイコパス設定だと思うんだけど、道上が涙を流す意味がわからない

もし一郎を救いたいなら一刻も早く総理の座から引き摺り落とし、一般人にしてあげた方がいいのでは?

一郎自体何をしたいかわからないし、権力の味は蜜の味と言っているし、危険人物でしかないですよ。

一郎はみくびるな、と言いながら自分を動かしてくれる人がいないとダメなんて、みくびられても仕方ないような。

あと一郎が語りすぎかな。道上に「僕が怖いですか?」まではめっちゃ怖かったです。

その後心情を喋りすぎて怖くなくなっちゃった。

一郎にはもっと独善的で不気味な人物でいて欲しかったなぁ。

ペンで日本を変える、みたいな話?

最終的には道上が一郎を見張っていき、一郎も彼女にずっと見ていてもらいたいというある意味絆ができてしまった、ということなのでしょう。

でも道上は一郎の本を書いても世の中を変えられなかったんだよね?

暴走するかもしれない一郎の記事を書いて国民に一石を投じたいというジャーナリストの正義感みたいなものなんだろうけどそんな力あるのかな?疑問です。

残念だった独白シーンの演技力

一郎の独白のシーン長かったですね。

櫻井翔君は好きだけど演技力がいまいちですよね。

表情がわざとらしい…。だから清家一郎役はハマっているという意見も多いし、私もそうは思いました。

なんでも原作の早見一真さんは元々清家一郎は櫻井君をイメージして書いたと言っていたのではハマっているのは当たり前なのかもしれません。

でもね。あれだけ長い時間ほぼ独白となるとちとキツい…

でも不気味な雰囲気と緊迫感が出ていたとは思っています。

原作ありでオリジナルを入れるのは難しい

原作が完結していてそのあとを描くのは難しいと実感したドラマでした。

原作で完了しているのにそのあとまた1話分だけ話を加えるなんで至難の業です。

割り切ってもっと原作から離れた話にすれば良かったのに、とも思いましたが、それでは原作ファンが黙ってはいなさそうです。

今は原作者さんとちゃんとコンセンサスをとってドラマ作りをするでしょうから大胆に話を変えるのは作者の理解を得ることが難しくなっているのでしょうしね。

まとめ

笑うマトリョーシカ、正直最終回はなんだか尻窄みでつまらなかったです。

ミステリードラマっで最終回の1話前が一番面白いという定説がありますが、やっぱりそうでした。

やっぱり最終回に期待しすぎちゃうからなんでしょうね。

でもドラマ自体は次々とハヌッセン疑惑の人物が出てきて、この人違う、この人も違う、じゃ誰?となって面白かったです。

キャストも良かったですしね。特に美和子役の田辺桃子さん、狡猾そうな表情や態度が嫌な感じで上手いなと思いました。

あとは年齢を重ねても妖艶な高岡早紀さん。でも若い頃を演じるにはちょっと無理があったかもしれませんね。現在の姿はめちゃくちゃ綺麗でした。

櫻井さんもハマり役だったと思います。

鈴木役の玉山鉄二さん。もう少し痩せてくれると嬉しいんだけど。

とにかく登場人物が多くて覚えきれませんでした。もう一回見直してみたいドラマではあります。

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