【ゼンケツ８話ネタバレ】月読神は寿正によって利用された？小夢絶叫の理由は？

全領域異常解決室７話で月読神が登場しました。

ちょっとぶっけらぼうですが、悪い神では無さそうに思えましたよね。

でも最後には寿に人魚の剥製の再生を頼まれてそれを引き受けていました。

なぜ月読神は寿の申し出を引き受けたのか？

彼女が犯した罪とは？

小夢絶叫のわけは？

８話のストーリーと月読神佃未世の罪と結末についてネタバレします。

ネタバレを読みたく無い方は気をつけてくださいね。

全領域異常解決室８話ネタバレ月読神は寿によって利用された？

７話で佃未世（石田ひかり）は寿正（野間口徹）からビルの屋上に呼び出され人魚の剥製を手渡されました。

それを受け取った未世は人魚の時間を戻し年月が経つことで失われてしまった力を戻す協力をすることにしたのでした。

なぜ未世はそれを引き受けてしまったのでしょうか？

なぜ未世が寿に協力したのか、その理由は？

未世がヒルコに協力した理由は、娘の復讐でした

巷では４人の人間がヒルコに襲われ餓死し世間を賑わせていました。

４人には年齢、性別など共通点も無く、繋がりもないため捜査は行き詰まりゼンケツにヒルコ班が尋ねてきます。

共通点はたった一晩で餓死したことと、被害者の時計が狂っていたということ。

そしてどの事件の近隣の防犯カメラの映像には「佃未世」似た姿が…

宇喜乃も雅もそれが月読神、佃未世だとわかりますが口には出しません。

佃未世はすでに４人の人間を殺していたのでした。

雅と小夢は事情を聞くため未世の経営するスナックに行きますが、未世は留守、従業員の口から未世の過去が語られます。

SNSの誹謗中傷で娘が自殺、人間を恨んでいた

佃未世には娘がいました。とても真面目で母親思いのいい娘で、経済状況の苦しい家庭だった母を気遣い奨学金で大学に行き卒業後はラウンジで働きながら公認会計士になる勉強をしていました。

ある日ラウンジ嬢が高級鉄板焼き店ではしゃいでいる動画がSNSで拡散されます。

それは未世の娘ではなかったのですが、彼女だと拡散され、名前、顔、住所も特定されてしまい怖くて外出もできない状況になってしまいました。

引きこもった彼女はある日自ら命を絶ってしまいます。

未世は投稿者の開示請求をしましたが最初に娘の特定をした人物は外国のサーバーを使用して特定できなません。

そして特にひどい誹謗中傷をした４人に対しては「開示に値しない」と判断され請求は却下。泣き寝入りとなっていました。

それで未世は人間を恨んでいたのです。

ゼンケツに出入りしたことで寿に付け入れられた

寿正の会社はデーター解析に詳しく書き込みをした人物の特定は簡単です。

小夢の治療のためゼンケツに出入りしたことで徹底的に身辺を調べられてしまったのでしょう。

娘を追い込む書き込みをした５人の特定を餌に未世に協力を持ちかけたのです。

未世は神としての正義より娘の無念を晴らすことを選んだのでした。

もちろんそれが神としては罪になることも知っていました。

ゼンケツ８話ネタバレヒルコ専従班と直毘との間に不穏な動きが

直毘はゼンケツの宇喜之が情報を共有しないことを不満に思い彼らにある疑いを持っていました。

そんな時直毘はヒルコ専従班の荒波たちに呼び出されます。

ゼンケツを調べても何も出てこないこと
ミイラの保管庫に出入りした記録に天野小夢の名前があったこと

という事を告げられ知っていることを話してほしいと求められます。

一度は自分の与えられた役割を考え「守秘義務」があると断った直毘ですが、あまりに宇喜之の非協力な態度に不信感を募らせて荒波に協力を申し出ることにしたのです。

なぜ直毘はそんな行動に出たのか？

元々直毘は宇喜乃たちが自分たちでヒルコを作り上げて解決してみせゼンケツの必要性を高めるためようしていると疑っていました。

最初に神隠しにあった５人とゼンケツとの通信履歴があったことが寿正によって直毘に報告されたことによって疑いが事実かもしれないと思ったからでした。

直毘は総理の了承を得たとし、荒波たちに「彼らは自分たちのことを神と信じています」と日本で直毘を含めて３人しか知らない事実を語り始めます。

もちろん荒波たちが彼らが神などと信じるはずもありません。

政府側はヒルコとゼンケツが深い繋がりがあるとして正体の解明に方向転換をしたのです。

ゼンケツ８話ネタバレ寿が見返りに未世に頼んだ事は２つ？

ある日寿に何者からか「警察が佃にたどり着いた」とメッセージが届きます。

それを受けて未央に「今夜決行してください」と送る寿。

それを読んだあと未世は突然自らゼンケツを尋ねてきます。

もちろん罪に問われ黄泉送りになることはわかっています。

雅の質問に未世は素直に下記のように答えます。

小夢を治療した後連絡があり、ヒルコに協力したこと
見返りはSNSに娘の誹謗中傷を書き込んだ者の特定
人魚の再生に協力したこと
ヒルコには会ったが正体は言えない

未世が寿にデータをもらう約束をし見返りにしたことは能力を使って人魚を肉を再生させること。

未世は語りませんでしたが、もっと重要な役割があったのです。

アメノイワトノワケノカミの正体を突き止めること。

彼女がゼンケツに来たのはこの目的があったからなのでした。

人間を殺したり、神を殺したりした神は神たちによって裁かれ、アメノイワトノワケノカミによって黄泉の世界に落とされます。

正体を知り殺してしまえば現在の神たちを一気に黄泉送りにできるわけです。

アメノイワトノワケノカミを見れるのは罪を犯して黄泉送りにされる神のみ。

ゼンケツにいき、黄泉送りになることでアメノイワトノワケノカミの正体を知らせるのと引き換えに最初に海外のサーバーで書き込みをした男のデーターを渡してもらえる約束だったのです。

月読神の黄泉送りは午後１０時、ゼンケツでということが決まりました。

ゼンケツメンバーはその場から離れ、全ての扉をあけアメノイワトノワケノカミを迎える準備をしました。

未世の前に現れたアメノイワトノワケノカミがまさに黄泉に送ろうとした時に荒波と二宮が侵入してきて未世を外に連れ出してしまいます。

ゼンケツ８話ネタバレ小夢絶叫のわけは？

月の光の届く外に出た未世は力使って逃げ出します。

その後、アメノイワトノワケノカミの正体を寿にメッセージで送り娘を殺した男の情報を得て待ち伏せをします。

男が現れ未世が殺そうとした時、逆にナイフで刺されてしまいます。

男は「ヒルコ様から連絡があった」と言い刺されて倒れた未世を蹴り去っていきます。

芹田の追跡の能力によって現場にたどり着いたゼンケツのメンバーでしたが、傷が深く助けることができません。

未世が自分の能力で時を戻せ助かるはずなのですが、彼女は自ら「事戸を渡し」小夢たちの目の前で体も魂も消えていくのでした。

彼女は愚かで罪深い人間を救うことを諦めていたんですね。

自分がしたきたことの結果がこれだったことに心から失望したのでしょう。

小夢は娘を殺された月読神が苦しみや絶望に疲れ果てて消えることを望んだこと、助けることがきなかった悲しみに絶叫したのでしょう。

ゼンケツ８話ネタバレ月読神は寿によって利用された？まとめ

月読神（佃未世）は娘を失った過去を寿に知られてしまいその憎悪を利用されたのでした。

復讐のため娘を死に追いやった人間のデーターをもらうために人魚の剥製を再生させること、そして重要な神アメノイワトノワケノカミの正体を知らせることという条件を飲んだのです。

何千年も魂の修行を積んだ神なのだからもっと他の方法を選ぶことができなのでしょうが母の愛が選択を謝らせたのでしょうか？

小夢が泣き喚くほど悲しい結末となってしまいました。

そしてゼンケツでは内部にいる裏切り者、直毘が敵に回ったことで行動しずらくなっていきそうですね。

９話はどうなるのか期待です。