全領域異常解決室最終回ネタバレ！ヒルコは神ではなく役小角？小夢は神に戻れるのか？

ついに最終話となってしまいました。

10話は面白かったですが内容が詰め込みまれすぎて話に追いついていけませんでした。

さて最終話、ヒルコとの最終決戦、結末をネタバレします。

この記事では

最終話を楽しみにしている方は読まずにいることを推奨します。

全領域異常解決室最終回結末ネタバレ！

９話の終わりには呪符で操られてしまった小夢。二宮はヒルコだったのか？気になりますよね。

あらすじを含めて最終話のネタバレをしていきます。

二宮はヒルコではなかった！

小夢を呪符で操り連れ出した二宮。人間が愚かで罪を犯すのは「神が人間を甘やかすから」と語り、その正義感からヒルコなのでは？と疑われましたが、やはりラスボスではありませんでした。

寿は神候補の人間を一堂に集め全決メンバーを殺し、人間たちが神になるための儀式を行おうとします。その会場に現れたのは二宮でした。まだヒルコにあったことがなかった寿は歓喜に打ち震えます。

そして集まった神候補の人間たちに「不老不死の薬」を配り全員で飲み干します。

けれどもそれには毒薬が入っていて次々に血を吐いて倒れていきます。

慢心した神候補を見限ったヒルコが不老不死の薬に毒を混ぜていたのです。

なぜ神候補たちに薬を飲ませたのか？

二宮によれば「思い上がった人間」になってしまったから。

ヒルコは神々たちと同じように人間があまり好きではありません。

人間の選別をして世の中の優れた人物だけを残し、人間に神の代わりをさせようと目論んだのですが、選んだ人間たちがヒルコに出資したり、力を貸しているうちに自分たちが神になる、自分は力のあるすご人間だ、と思い込んでしまったのですね。

それがヒルコには「神にふさわしくない」と感じてしまったのです。

もちろん寿も例外ではありませんでした。毒により血を吐いて倒れ込む寿でしたが、最後の力を振り絞って拳銃で二宮を撃ち抜きます。

寿正は頭はいいがただの人間だった！

寿は予想通りヒルコに操られていただけのただの人間でした。

最初は神になろうと思ったこともない寿でしたが、ある日突然ヒルコの使いと言う人間が現れて寿に協力するように説得をはじまます。

なかなか信じようとしない寿の前にヒルコは様々な人間を呪符で操り、彼の元に送り込み、神々が世の中にいることを知らせます。
最初は疑っていた寿でしたが、何人もの人間を操る姿と、最後には自分も呪符で操られたことによりヒルコのいうことを信じ加担することにします。

ヒルコは寿の虚栄心を操り、神の一員になれることを示唆し、AIを使って神々が誰であるかを探らせました。

そして人魚から不老不死の薬を開発させたのです。

寿は二宮を拳銃で撃ちましたが、二宮にそれを奪い取られピストルで数発撃たれ息絶えました。

自分は神になる資格があると思い込まされ操られただけの被害者だったのです。
なまじ賢かっただけに慢心してしまったのですね。

京都のゼンケツから監視のための２柱と宇喜之が現れる

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拳銃で撃たれた二宮は操られているせいで痛みを感じないようでした。

普通なら倒れてしまうような傷でしたが、小夢がゼンケツのオフィスでとらわれている動画をスマホで見せて興玉に来るように指示し、意識を失ってしまいます。

そこへ京都から駆けつけた神、日野克己（ひの・かつみ/溝端淳平）と大和田光男（おおわだ・みつお/真壁刀義）が宇喜之とともに現れます。

小夢は本物のヒルコに捉えられてゼンケツのオフィスにいた

雅はは雅ヒルコに一人で来いと言われましたが京都の２柱は反対します。

その理由は小夢は神ではなく人間であること
雅を行かせてヒルコによって「事戸渡し」をされたら全ての神の危機になること

日野たちは自分たちが小夢を助けに行くと言いますが、雅が一人で行くと言います。

宇喜之たちは雅を行かせるために日野たちと戦うことになるのでした。

全領域異常解決室最終回ネタバレ！ヒルコは神ではなく役小角だった！

雅がゼンケツのオフィスに辿り着くと直毘審議官が小夢と共にいました。

椅子に縛り付けられた小夢が「直毘さんは呪符であやつられています」と叫びます

確かに直毘の首には呪符が貼られていました。

直毘は雅に呪符を自分の首に貼るように指示をします。

けれども雅はそれには従わずヒルコが神ではないと話し始めます。

なぜなら

そうです、大国主神の回で普通の人に犬神の毛をつけると食欲がまし、窒息するまで食べ続けてしまう、と言うエピソードがありましたよね。

そして人魚の肉を食べたものには犬神の毛をつけてもなんの影響もないことが明かにされていました。

雅は密かに直毘に犬神の毛をつけて影響がないか見張っていたのでした。

そして雅は直毘に言うのです。

「あなたが謎の神を名乗っていた飛鳥時代の亡霊、役小角ですよね」

役小角は直毘！そしてヒルコを名乗っていた

直毘は自分がヒルコと名乗り神の入れ替えを目論んでいたことを認めました。

人魚の肉を食べて不老不死になった役小角でしたが、最近ではその力が衰え死を覚悟するようになっていました。

今の人間がどれだけ愚かなのかを嘆き、そうなったのは神が人間を甘やかしすぎたのだと思っていたのです。

１０話で二宮が言ったことが直毘の考えだったのですね。真面目な二宮はモロに役小角の影響を受けてしまったのでしょう。

それで直毘は神を全て黄泉に送り、自分がヒルコとなり命尽きるまで修理固成をしようと思ったのだと告白しました。

興玉も人間には呆れ果てていましたが、どんなに人間に呆れたとしても神は人間を守るのが使命であり、それに抗うことはできないのです。

お互いを受け入れられない二人はは戦うことになってしまいますが、役小角はかなり強く雅は呪符を貼られてしまい事戸を渡されそうになってしまいます。

雅の窮地を救ったのは荒波と小夢！

小夢は椅子に縛られたまま何もできず。そんな時に現れたのは荒波でした。

直毘は雅がヒルコとだと荒波に良い、操られたままの雅は自分がヒルコだと言います。

荒波は迷わず直毘の左胸を撃ち抜くのでした。

「俺は神なんか信じないが大月が神だというんだったら信じる」

流石に不老不死の直毘は死ぬどころか全然動きが鈍ることはなく荒波に襲いかかります。

呪符を貼られた雅は動くそぶりも見せません。

小夢は持っていた神を呼び出す鈴を何度も鳴らし雅を呼び出し続けます。

人間でなんの能力のない小夢の気持ちが通じたのか雅の心に鈴の音が届きます。

そして正気に戻った雅は直毘を取り押さえることに成功します。

事件の結末は？

ヒルコに関する一連の事件は寿正とカルト教団が起こした事件として報道されます。

そして大量自殺についてはスマホのアプリから出る高周波の影響だと発表されると多くの人がスマホの電源を切ることになりました。

そして直毘のことは一切報道はされませんでした。

直毘は逮捕され、拘束服を着せられ取り調べを受けることになります。
撃たれても死ななかったのは人魚の肉を食べていたからでしょうね。

荒波は事戸渡しをされ神に関する記憶を消されることに。

二宮は命を取り留めましたが、入院したベッドの上で葦で何かを作り続けていました。
妄想に取り憑かれたようでヒルコの思想を呟き続けています。

全領域異常解決室最終回ネタバレ！小夢はアメノウズメに戻れたのか？

結果から言うと小夢は神には戻れませんでした。

それは自事戸を自分で渡していたから

実は小夢は７話で操られた刀田楓真に車で迎えに来られた時に直毘と接触していました。

最初から刀田の様子がおかしいと感じていた小夢は刀田に呪符が貼ってあるのに気づくと、誰かいるのなら出てこいと叫びます。すると直毘が現れたのです。

まだこの時二人は面識はありませんでした。

そして小夢に呪符を貼り記憶を探ってアメノイワトノワケノカミの正体を見つけることが目的だと話します。

呪符を貼られ記憶を覗かれそうになった小夢は自ら事戸渡しをして記憶を消したのです。

小夢を取り戻せなかったことを謝る雅を抱きしめる小夢に涙が止まりません…

小夢の今後はどうなる？

小夢は神に戻る可能性がなくなったことで「事戸を渡され」人間界に戻ることになります。

自分が神だったことも、ゼンケツメンバーのことも全て忘れることになってしまいます。

小夢は笑顔で皆に感謝して人間として誰かの役に立つようにして生きることを宣言して皆に別れを告げます。

神に戻れなくても、事戸を渡されても雅と小夢は付き合っちゃえばいいのに。

だって大国主神も人間だと思って犬塚さんと暮らしていたのだから雅と結婚もできるんじゃないかと思ったのですが、ゼンケツの室長代理としては難しかったのでしょうかね〜？

これでもう小夢は転生することが無いんですよね。